「逆ギレ」に完全に対応する英単語はありませんが、強いていえば「怒りをぶつける対象が間違っている」という意味で“misplaced anger”(置き違いられた怒り)という表現があります。“She blamed the company for her troubles, but that is misplaced anger.”(彼女が自分のトラブルの原因は会社にあるというがそれは怒る相手を間違えている)などと言います。
また、「八つ当たり」という意味で“take it out on someone”という表現は日常会話でもよく使います。“It's not my fault you lost your wallet! Don't take it out on me!”(財布をなくしたのは自分のせいだろう? 俺に八つ当たりするなよ)。さらに「我慢の限界でうんざりした」というなら“I've had it.”もあります。例えば“I've had it with my boss.”(もうあの上司は我慢の限界だ)と使います。