どうしてメールの返事をくれないんですか
受け取ってない
ボクの“ウソ発見アプリ”がボスの声のストレスを検知しています
サーバであなたのメール履歴をチェックすると、ボクからのメールを開いた痕跡がある
わしのパスワードを盗んだハッカーの仕業かもしれないじゃないか
今のハイテクのご時世、つまらないうそをつくと、どんどん墓穴を掘りますよ。どこかのお役所のお偉方みたいに。
メールの「既読」を英語では“the message is marked as read”といい、この場合の“read”は過去形になります。
また今回のボスのような「既読スルー」のことは、“marked as read but ignoring it”と説明する表現しかありませんが、日常化会話では単に“He ignored my mail.”(彼はメールを無視した)ということが多いかと思います。
最近はいたるところで見る監視カメラ。一般的には“security camera”とか“surveillance camera”といいますが、映像信号の伝送方法である閉鎖回路テレビ“closed-circuit television”の略である“CCTV”を監視カメラという意味で呼ぶこともあります。また、映像素材を指す“footage”の語源は、35ミリ無声映画の時代にフィルムの長さをフット(foot)の尺で呼んでいたところからきています。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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