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» 2018年10月04日 08時00分 公開

ディルバート(574):“にわかアジャイル上司”の乱

どこで感化されたものやら、アジャイル“的な”手法を取り入れようとするボス。その対象には大いに問題がありそうですが……。

[スコット・アダムス,ITmedia]

データセンタープロジェクトのプランをまとめました


プランなどいらん。われわれは“アジャイルな”会社なんだ


素早く動いて進みながら、間違いを修正していく方がいい


それは、万が一失敗しても損失コストが低いソフトウェア開発の話でしょ。これは建設プロジェクトですよ


そのデータセンターはソフトウェアでいっぱいになるんだろう?


そうですが……

変化を恐れるな


じゃあ、速攻でプランを作って、あなたには「プランなんか作ってない」と言ったら?


これならアジャイルな動きだと言えますか?

ググって調べる


  


 変化を恐れないのは企業にとって大事ですが、ここは使い方がちょっと間違っている気がしますよ、ボス。

 オバマ前大統領の選挙スローガンも“Change we can believe in”でしたが、“change”がテーマの有名な格言はいろいろあります。いくつか有名な例をご紹介します。

 “We must be the change we wish to see in the world”(私たち自身がまず、私たちが世界に見たい変化そのものでなければならない。 マハトマ・ガンジー)

 “Everything changes but change itself”(全てのものは変化する。変化すること自体を除いては。 ジョン・F・ケネディ)

 “Intelligence is the ability to adapt to change”(知性とは変化に順応する能力である。 スティーブン・ホーキング)

 それぞれ含蓄ある言葉です。

 変化に素早く順応する、つまり「臨機応変」を意味する表現に“play it by ear”や“take it as it comes”などがあります。“I don't know what to expect. Let’s play it by ear”(どうなるか分からないから、臨機応変にやろう)と使います。ボスを相手にする場合、まさにこの能力が必要かも?

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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