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» 2011年11月04日 03時02分 UPDATE

今年もオーディオ当たり年? 「東京インターナショナルオーディオショウ」で見つけた新製品

輸入オーディオ機器の専門展示会「2011 東京インターナショナルオーディオショウ」が11月3日に開幕した。晴天にめぐまれた初日は、祝日ということもあって朝から大勢のオーディオファンがつめかけた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 輸入オーディオ機器の専門展示会「2011 東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町「東京国際フォーラム」で11月3日に開幕。晴天にめぐまれた初日は、祝日ということもあって朝から大勢のオーディオファンがつめかけた。

 会場はガラス棟の4階から7階、およびD棟の4階と5階。各ブースとも試聴スペースを広くとり、椅子に座ってじっくりとお目当てのスピーカーやアンプを吟味できるイベントだ。今回は、新製品を中心にピックアップしていこう。

ts_audio01.jpgts_lux01.jpg 多くの人が行き交うガラス棟の通路(左)。ラックスマンの新型プリメインアンプ「L-305」(右)

 ラックスマンは、新型プリメインアンプ「L-305」を参考出展。パラレルプッシュプル構成の50ワット+50ワット出力を持ち、往年のデザインを復刻した木箱入りケースを採用している。音色バランスに優れたデュオペータ回路を搭載。登場時期や価格は未定だが、来年春頃の発売を目標にしているという。

「4306」も聴ける、かもしれないハーマンブース

 ハーマンインターナショナルでは、JBL伝統の15インチ(約38センチ)ウーファーを搭載したフロア型の新製品「S4700」を中心に試聴会を実施中。一方、隣室に設けた展示スペースでは、先月末に発表されたばかりのコンパクトモニター「4306」が事実上のお披露目となった。

 4306は、2.5センチ径アルミ・マグネシウム合金ドーム・ダイアフラムを採用した新開発のコンプレッションドライバーを搭載したモデルで、上級モデル譲りのデザインと仕上げ、そして1本7万1400円という価格で注目を集めている。なお、同社によると今回の視聴会スケジュールに4306は入っていなかったものの、時間外で試聴時間を設ける可能性があるというので、気になる人はブースでたずねてみてほしい。

ts_audio034.jpgts_audio035.jpg JBLのコンパクトモニター「4306」(左)。こちらもコストパフォーマンスの高さで話題のホームシアター向けスピーカー「STUDIO 5 Series」(右)。バーティカル・ホーンや20センチウーファー×2をおごった2Wayフロア型の「590 CH」でも12万円(1本)

もうすぐ発売、Cambridge Audioの3D対応ユニバーサルプレーヤー

 ナスペックブースでは、英Cambridge Audio(ケンブリッジオーディオ)の新しいユニバーサルプレーヤー「Azur651BD」を展示していた。「Azur 650BD」の後継機で、新たにBlu-ray 3Dの再生をサポートした。SACDやDVD Audioなども再生できるマルチな再生機能は従来機と同じ。シーラスロジックの192kHz/24bit DAC、独自回路による7.1chのアナログ出力なども継承している。11月15日発売予定で、価格はオープンプライス。

ts_audio05.jpgts_audio08.jpg 英Cambridge Audioの「Azur651BD」(左)。同じくCambridge AudioのD/Aコンバーター新製品「DAC Magic plus」。ヘッドフォン端子を備えた

後ろから見たい「Performance 2」

 同じくナスペックブースで英Mordaunt-Shot(モダンショート)のブックシェルフスピーカー「Performance 2」が参考展示されている。Performance 2は、2Wayバスレフ型で、上位モデル「Performance 6」などと同じ背面にまで突き出た独自のツィーター(ATT:Aspirated Tweeter Technology)が特徴的だ。

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C.E.C.がD/Aコンバーターの新製品を参考出品

 C.E.C.の「DA3N」は、ESSの「ES9008」を採用したプリ機能付きのD/Aコンバーター。高精度な10MHzクロック信号に対応するほか、USB端子、光、同軸、AES/EBSなど豊富なデジタル入力端子も特長。もちろん独自のSUERLINKもサポートしている。一方のアナログ出力は、XLR(バランス)×2、RCAに加え、ヘッドフォン出力も備えた。来年市場投入予定で、予定価格は20万円。

ts_audio030.jpgts_audio031.jpg C.E.C.の「DA3N」

コンパクトな「300B」真空管アンプ

ts_audio02.jpgts_audio03.jpg 試聴スペースでは、同じ300シリーズの「300p」をADAM Audioの「Column Mk3」と(100万8000円/本)と組み合わせてデモンストレーション

 太陽インターナショナルブースに展示されていたNAGRAの「300i」。NAGRAは、スイスに本拠を置くオーディオメーカーで、300iは、音に定評のある真空管「300B」を使用したクラスAプッシュプル構成のインテグレーテッドアンプだ。アルミプレート削り出しのシャシーは、280(幅)×280(奥行き)ミリと意外にフットプリントが小さく、日本の家庭事情にも合うという。

F1のような反応速度を持つミニタワー?

ts_audio032.jpgts_audio033.jpg darTZeel(ダートジール)のモノブロックパワーアンプ「NHB-458」

 ゴールドとレッドの配色で否応なく目を引くこちらは、スイスのハイエンドオーディオメーカーdarTZeel(ダートジール)のモノブロックパワーアンプ「NHB-458」。NHBという型番は、「Nerver Heard Before」 (いまだかつて聞いたことがない)を表し、458は出力の450ワット、そして8オームを示している。その音は、「リニアモーターカーのようなリニアリティーとF1のような反応速度」によるハイスピードが特長という。ちなみに価格もペアで1638万円と、外観に負けないインパクトがあった。受注生産で、国内販売はナスペックが担当している。

 2011 東京インターナショナルオーディオショウの会期は11月5日(土)まで。入場は無料だ。

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