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おひとり様向け? ソニーが2.1chシアターコンポ「BDV-EF1」を発表

» 2013年08月08日 22時14分 公開
[ITmedia]

 ソニーは8月8日、オールインワンシアターコンポ「BDV-EF1」を発表した。「一人暮らし、個室での利用を想定し、求められる要素を徹底的に分析して開発した」(同社)というパーソナルユースの多機能システムだ。実売4万円前後で、8月31日に発売する。

「BDV-EF1」

 コンパクトなステレオスピーカーと別体のサブウーファー、そして光学ドライブ搭載のアンプを組み合わせた2.1chシステム。中心となるアンプユニットには、BD/DVD再生機能をはじめ、FMラジオチューナー、「YouTube」や「Hulu」といったネットサービスへのアクセス、DLNA/DTCP-IPクライアント、そしてBluetoothによるワイヤレス音楽再生といった機能を詰め込んだ。BluetoothはNFCによるワンタッチ接続が可能で、AACコーデックもサポート。さらにWi-Fiも内蔵しており、手軽にネットワークへ接続できる。

 同社製アプリ「TV Side View」を使えば、スマートフォンやタブレットから操作できるほか、YouTubeなどで検索した動画をワンタッチでテレビ画面に映すことができる。このほか、10分刻み(最大90分)のスリープタイマーも搭載。「寝ながら音楽やFMラジオが聞ける」という。

フロントスピーカーは65ミリのフルレンジを使用。サブウーファーは130ミリコーン型ユニットを使ったバスレフ型だ

 デザインにも一工夫。フロントスピーカーはペットボトルサイズまで小型化し、サブウーファーは机の上で“ブックエンド”として使える高さにした。「机の上で使えるように、サブウーファーを鳴らしすぎない少低音設計」(同社)。また、床置きも可能にするため、接続ケーブルは5メートルと長めになっている。

 映像出力としてHDMIを備えているが、価格を抑えるため入力は光デジタルとコンポジットのみ。このため、テレビの音声を入力する際には、HDMIのARC(オーディオ・リターン・チャンネル、対応テレビのみ)を使うか、光デジタル音声ケーブルで接続することになる。

背面端子と付属のリモコン

 内蔵アンプの出力は、フロントが40ワット+40ワット、サブウーファーは70ワット。スピーカーのサイズは、約95(幅)×189(高さ)×80(奥行き)ミリ。サブウーファーは、約177(幅)×280(高さ)×245(奥行き)ミリ。本体は約400(幅)×50.5(高さ)×296(奥行き)ミリ。

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