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» 2015年06月15日 19時00分 UPDATE

違法BGM利用店舗は46万件:「合法的に店で音楽を流せる」 USENとレコチョクがiPad向けに店舗用BGM配信アプリ「OTORAKU」を提供

USENとレコチョクが、iPad向けに店舗用BGM配信アプリ「OTORAKU−音・楽−」を発表。月額3780円(税別)で個人事業主を含む法人向けに7月からサービスを提供していく。

[村上万純,ITmedia]

 USENとレコチョクは6月15日、店舗用BGM配信サービス「OTORAKU−音・楽−」を発表した。月額3780円(税別)でサービス内に用意されたプレイリストを再生できるというもので、iPad向けアプリ(iOS 8.1以上)として個人事業主を含む法人向けに7月からサービスを提供する。

photo 左からUSEN 取締役会長 宇野康秀氏、ゲストの華原朋美さん、レコチョク 代表取締役社長 加藤裕一氏
photo サービス画面

 USEN 取締役会長 宇野康秀氏は「弊社調べで、BGM利用業種店舗は305万件。うち、iTunesでダウンロードした曲や購入したCDの楽曲などをスマホやPCで流す違法・不適利用店が46万件ある。月額料金を支払えば安心してBGMを利用できるので、新規開拓の店を含めて導入してほしい」と説明する。

photo 違法・不適利用店が46万件あるという
photo iPadアプリなので手軽に利用できる

 最近では、BGMを利用していながら音楽著作権の手続きが済んでいないとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が6月9日に全国の171事業者・258施設に対して全国の簡易裁判所に民事調停を申し立てを行ったことが記憶に新しい。JASRACは2002年からBGMを流す施設の著作権管理を開始しており、業務用BGMとして音源を利用する場合は店舗ごとに著作権の手続きが必要になる。こうした流れを受け、宇野会長は「各店舗のイメージに合った楽曲を安全に使って空間作りに生かしてほしい」と話す。

 OTORAKUは、USENが提供する300万曲以上の楽曲を約300あるプレイリスト(1つに付き約300曲)ごとに利用できるもので、店舗ごとにiPadアプリを通して手軽に好きなプレイリストを選べるのが特徴だ。また、自分でプレイリストの作成ができるほか、好きな楽曲をすぐに頭出し再生できる「カットイン機能」も搭載する。

photo 業種ごとに合わせたプレイリストも用意
photo プレイリスト画面
photo オリジナルプレイリストの作成が可能

 当初は28社のレーベルが参加し、J-POP、JAZZ、クラシック、K-POP、ヒーリング、ワールド、カフェ、イージーリスニング、和風、USEN オリジナルBGMなどのジャンルをラインアップする。

photo 参加レーベル

 月額料金は3780円で、そのほか事務手数料3000円、音響機器・設置工事費2万円、ネットワーク環境設定費8000円が初期費用でかかる。なお、サービス開始時は初期費用が最大無料になるキャンペーンを実施する予定だ。トライアル期間は7日間で、初月は無料で利用できる。

photo 月額料金

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