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Astell&Kernのハイレゾプレーヤー最上位モデル「AK380」は7月10日に発売 価格は約50万円予約受付開始

» 2015年06月26日 15時39分 公開
[村上万純ITmedia]
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 アユートは、Astell&Kernのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー最上位モデル「AK380 256GBメテオリックチタン」(AK380-256GB-MT)を7月10日に発売する。価格はオープンで、直販価格は49万9980円(税込)。6月25日より予約を受け付け、直販サイト「アキハバラe市場」や全国の家電量販店、オーディオ専門店などで販売する。

photo Astell&Kernのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー最上位モデル「AK380 256GBメテオリックチタン」
photo 背面

 5月16日に中野で開催された「春のヘッドフォン祭 2015」でお披露目されたもので、プロオーディオの使用環境で求められる多くのニーズに応える形で機能を強化したという(関連記事:Astell&Kernの新フラグシップ「AK380」登場! 北米での販売価格は3499ドル(約41万円)に決定)。

photo 「春のヘッドフォン祭 2015」でお披露目された

 旭化成エレクトロニクスが昨年発表したステレオ32bitプレミアムDAC ICチップの「AK4490」をデュアルで搭載しており、PCMは384kHz/32bit、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生が可能。内部回路はグラウンドまでL/R分離の完全デュアルモノラルDAC構成で、3.5ミリのアンバランスヘッドフォン出力に加え、2.5ミリ4極バランス出力端子も備える。

 クロックジェネレーターは「VCXO(電圧制御水晶発振器)」を採用。200フェムト秒という超精密なクロック制御をポータブルオーディオ機器で実現し、極限までジッターを減らしながら音質向上を図っている。

 また、詳細な音質調整を可能にするという「PEQ(パラメトリックイコライザー)」も搭載した。専用DSPで周波数やデシベル、Q値が調整でき、20バンド/0.1dB単位でのより微細な設定が可能になる。

 DNLA機能を強化した新機能「AK Connect」を使うと、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)経由で同ネットワーク内のPC、NASなどと連携できるほか、近日配信予定のスマートフォン/タブレット向けアプリ「AK Connect App」による遠隔操作も可能になる。対応OSはWindows XP/7/8/8.1、Mac OS X 10.7以上。

 再生できる音楽ファイルのフォーマットは同社の「AK240」と同様に幅広くカバーしている。ボリュームコントロールのステップは目盛り1単位・150段階で可変。ギャップレス再生やBluetoothにも対応する。

 タッチ操作できる4型ワイドVGA(480×800ピクセル)ディスプレイを備え、本体下部には感圧式のメタルタッチセンサーボタンを搭載。どの画面からでもホーム画面に戻れる。

photo 本体下部には感圧式のメタルタッチセンサーボタンを搭載

 本体サイズは約79.8(幅)×112.4(奥行き)×17.9(高さ)ミリ、重量は約230グラム。容量は256Gバイト、microSDHC/XCは最大128Gバイトまで対応。容量3400mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵する。

 Micro USBケーブル、イタリアンレザーケース、画面用保護シート、背面用保護シート、microSDスロットカバー×2、クイックスタートガイド、保証書(本体1年/付属品90日)が付属する。

photo 本体側面

 AK380本体の周辺機器として、背面に合体させる専用アンプにクレードル、CDリッパーなども発売する予定だ。

photo 周辺機器も発売する

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