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マランツ、ハイレゾ再生対応のネットワーク対応CDレシーバー「M-CR611」を発売7万円!

» 2015年07月14日 17時23分 公開

 ディーアンドエムホールディングスは7月14日、マランツブランドのネットワーク対応CDレシーバー「M-CR611」を発表した。価格は7万円で、8月上旬に発売する。本体色はシルバーゴールドのみ。

ネットワーク対応CDレシーバー「M-CR611」

 M-CR611は、2013年に発売した「M-CR610」の後継。シンメトリーレイアウトや3ピースのフロントパネルなど基本デザインは踏襲しつつ、新たにマランツのプレミアムHi-Fiコンポーネントを想起させるイルミネーション機能を搭載。カーブを描くフロントパネルに反射する柔らかな間接光が空間を演出する。

イルミネーションの色はブルー、ホワイト、グリーン、オレンジの4色から、インテリアや気分に合わせて選ぶことができる

 機能面では、スマートフォンやタブレットなどBluetooth対応機器の増加を受け、新たにBluetooth+NFCペアリング機能を搭載。AirPlayにも対応しているためiTunesやiPod touch、iPhone、iPadからローカルの音楽ファイルやApple Musicライブラリをワイヤレスで再生することができる。

 AndroidやPC、NASからのネットワークミュージックストリーミング(DLNA 1.5準拠)は最大192kHz/24bitのハイレゾ音源やDSD(2.8MHz)に対応。iPod/iPhoneやUSBメモリー、HDDの接続に対応したUSB入力をフロント/リアの2系統装備している。さらには、CDプレーヤー、FM補完放送対応のFM/AMチューナー、2系統の光デジタル入力も備えており、多彩な音源をこれ1台で楽しむことが可能だ。

背面

 スピーカー出力は2系統を装備。バイアンプ対応スピーカーを接続して高音質化、または2組のスピーカーを接続して2つの部屋で同時に音楽を楽しむことができる。新たにリモコンおよびMarantz Hi-Fi Remoteによる2系統独立のボリューム調整にも対応した。

 アンプ部は、定格出力50ワット+50ワット(6オーム、1kHz、THD 0.7%)、実用最大出力は60ワット+60ワット(6オーム、1kHz、THD 10%、JEITA)。音声入力端子は、アナログ×1、光デジタル×2。音声出力はアナログ×1、サブウーファー用プリアウト×1、ヘッドフォン×1。その他、ネットワーク×1、USB×2、FM/AMアンテナを備える。

 無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠。Bluetoothは、ver.2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DPとAVRCP。A2DP接続時の対応コーデックはSBC、AACとなっている。

 本体サイズは、292(幅)×305(奥行き)×105(高さ)ミリ、重量は3.4キロ。最大消費電力は55ワット。かんたん設定ガイド、取扱説明書、リモコン(RC013CR)、単四形乾電池×2、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、電源コードが付属する。

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