Netflixは、動画配信サービス「Netflix」の視聴アプリにモバイルデータの使用量を設定する機能を追加した。スマートフォンのモバイル通信ネットワークを利用してストリーミング再生を行う際、データ使用量をユーザー自身が設定・管理できる。
iOS/Android版のNetflixアプリを最新版にアップデートすると、「アプリ設定」から「モバイルデータ使用量」を選択できる。デフォルト設定の「自動設定」では、データ通信量1GBにつき、映画やドラマをおよそ3時間、ストリーミング再生することが可能だ。このほか、Wi-Fi接続時のみストリーミング再生を許可する「オフ」、1GBあたり約4時間の視聴が可能な「低」、同じく約2時間の「中」、約1時間の「高」、データ通信量無制限のユーザーに向けた「無制限」という6段階を用意している。なお、同設定はWi-Fi接続時およびテザリングによるストリーミング再生時には反映されない。
設定 | データ使用量 |
---|---|
[オフ] | Wi-Fi接続時のみ、ストリーミング再生可能 |
[自動設定] | 動画の画質とデータ使用量のバランスをもとに自動でデータ使用量を調整 |
[低] | 1GBあたりの視聴時間:約4時間 |
[中] | 1GBあたりの視聴時間:約2時間 |
[高] | 1GBあたりの視聴時間:約1時間 |
[無制限] | 1GBあたりの視聴時間:約20分 |
同社は「新機能の提供は、Netflixが全世界へサービスを展開したことで、国ごとにスマートフォンで利用する割合や、ユーザーが加入しているモバイルデータ通信プランの種類が異なると判明したことを受け、実施した」としている。
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