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OPPOが「Sonica DAC」を正式発表――ESSの最新フラグシップDACを搭載

» 2017年01月31日 18時56分 公開
[ITmedia]

 OPPO Digital Japanは1月31日、据え置き型D/Aコンバーター兼ネットワークプレーヤー「Sonica DAC」を正式発表した。発売は2月上旬。価格はオープンプライスで、直販価格は10万5840円(税込)。

「Sonica DAC」
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 ESS Technologyの最新フラグシップDACチップ「ES9038PRO」を搭載しながら税別で10万円を切ったハイコストパフォーマンスモデル。PCとのUSB接続では最大768kHz/32bitのPCM音源および22.6MHzまでのDSD(DSD512)を再生できる。また、Macとの接続でもDoP方式で最大11.2MHz(DSD256)までのDSD再生が可能だ。

ESS Technologyの最新フラグシップDACチップ「ES9038PRO」を搭載

 徹底したフルバランス設計に加え、独WIMA製のフィルムコンデンサーや日本ELNAのオーディオ用電解コンデンサー「SILMIC II」など定評のあるオーディオ用部品を各所に配置。電源にはトロイダルコア・トランスを使用するなど、音質最優先の設計。アナログ出力としてXLR(バランス)およびRCA(アンバランス)を用意した。

電源にはトロイダルコア・トランスを採用
背面インタフェース

 PC用のUSB入力端子のほか、背面には同軸デジタルと光デジタル、およびマスストレージクラス対応のUSB端子(Type A)を装備。USBメモリーからのハイレゾ音源再生も可能だ。さらに宅内のNASなどからハイレゾ音源を再生できるDLNA準拠のネットワークオーディオプレーヤー機能も搭載している。いずれも最大192kHz/24bitのPCM音源と2.8MHzのDSD(DSD64)の再生が可能だ。Wi-Fi(IEE 802.11a/g/g/n/ac)やBluetooth 4.1(SBC)も内蔵した。

専用アプリ

 また、「Spotify」や「Tidal」(国内ではサービス未定)などのストリーミングサービスをサポート。AppleのAirPlayにも対応している。

 本体サイズは254(幅)×76(高さ)×360(奥行き)mmとコンパクト。重量は4.7kg。リモコンは付属せず、操作は本体およびiOS/Android向けの専用アプリ「Sonica App」で行う。

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