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耳をふさがないイヤフォン「アンビー」は“音漏れ”しないのか?(2/2 ページ)

» 2017年02月09日 17時48分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 実際に音楽を聴いた印象は、“自分のために流れているBGM”といったところ。帯域は狭く解像感も低いため、“音楽を鑑賞する”用途には向かないが、既存のカナル型イヤフォンなどに比べると耳の負担が少なく、長時間の使用もできそうだ。また、有線タイプには付きもののタッチノイズがほとんど感じられないこともうれしいポイント。

無理な力をかけてしまったとき、その力を逃がせるように先端部は外れるようになっている。製品版には先端部の予備が2つ付属するそうだ
マイク付きの1ボタンリモコンと3.5mm 4極ステレオミニ

 周囲への音漏れは当然ある。ただし、音の出口が露出しているにも関わらず、音漏れはかなり少ない印象。試用機をオフィスで使ってみたところ、普段音楽を聴く音量にしても1mも離れれば「鳴っていることは分かる」というレベルまで下がった。つまり隣席の同僚には聞こえてしまうが、隣の島までは届かないレベル。時と場所を選ぶ必要はあるだろうが、意外と幅広い場所で使えそうという印象を受けた。

使用イメージ

 なお、再生周波数帯域や感度といったスペックは非公開になっている。インピーダンスは16Ω。

 価格は5500円(税別)。同日よりアンビーのWebサイトをはじめ、蔦屋家電、ロンハーマン、チャーリーバイスといったセレクトショップで販売している。

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