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初代ウォークマンやスカイセンサーが楽器に!? 銀座ソニービルで最後の来場者参加型イベント

» 2017年02月28日 18時33分 公開
[ITmedia]

 4月に取り壊す予定の東京・銀座ソニービルで最後の来場者参加型イベントが実施される。それもソニーの名機たちを楽器にしてアンサンブルを楽しむというユニークな試みだ。

「エレクトリカル アンサンブルーソニーを奏でる、みんなで奏でるー」のキービジュアル

 ソニーは3月6日(月)から31日(金)までの期間、ソニービル8階のイベントスペース「OPUS」(オーパス)において、ソニー・ミュージックアーティスツ所属のアーティスト、Open Reel Ensemble(オープンリールアンサンブル)とコラボレーションしたイベント「エレクトリカル アンサンブルーソニーを奏でる、みんなで奏でるー」を開催する。

Open Reel Ensemble(オープンリールアンサンブル)

 Open Reel Ensembleといえば、旧式のオープンリールテープレコーダーを楽器として演奏するユニークなグループ。その不思議な音色と音楽性で注目を集め、ISSEY MIYAKEのパリ・コレクションの音楽を3季連続で担当するなどファッション界でも高く評価されている。

会場のイメージ

 イベントでは、円形の音響空間に初代ウォークマン「TPS-L2」やハンディカム「FDR-AX100」など、懐かしいソニー製品6機種が並ぶ。いずれも音響機材になっていて、これらに触れる、手をかざす、ボタンを押すといった動作によりエレクトリックな音色を奏でる仕組みだ。壁面には演奏された音に合わせて映像が映し出され、イベント空間全体がサウンドインスタレーションとして機能するという。

初代ウォークマンが楽器に?
よく見るとハンディカム……

 期間中は30分毎にOpen Reel Ensembleが演奏する映像が180度に広がる壁面に投影される。また来場者が奏でた音は毎回アーカイブされ、Open Reel Ensembleが3月30日(木)にその一部を演奏にミックスし、OPUSでのフィナーレとなるライブ演奏を披露するという。

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