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耐衝撃2.4mに防水性能30m、ニコンもタフネスデジカメ「COOLPIX W300」を国内発表

» 2017年06月16日 14時33分 公開
[ITmedia]

 ニコンイメージングジャパンは6月16日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX W300」を発表した。5月末に米国で発表したタフネスデジカメの新製品。オレンジ、イエロー、および迷彩柄のカムフラージュを6月30日に発売する。価格はオープン。直販サイト「Nikon Direct」では4万8600円(税込)で販売する。

「COOLPIX W300」のオレンジ
イエローとカムフラージュ

 IPX8の防水性能や、落下高さ2.4mまでの耐衝撃性能、−10°Cまでの耐寒性能や防塵性能も備えた本格的なアウトドアモデル。ハウジングなしで水深30mで60分間の撮影が可能だ。従来機の「AW130」(2015年)と比較すると、耐衝撃性(従来は2.1m)が進化した。また、ボディー側面のツールボタンを押すと、方位情報や高度(水深)情報などが確認できる「アクティブガイド」を新たに搭載した。

3型のTFT液晶ディスプレイを搭載

 有効画素数1605万画素の裏面照射型CMOSセンサーと、24mm相当から120mm相当(35mm判換算)の光学5倍ズームNIKKORレンズを搭載。記録媒体は約99MBの内蔵メモリーおよびSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。

 4K/30p動画の撮影も可能になった。水面から差し込む光で明るさが安定しない水中でもきれいに撮影できる、水中動画撮影時のAEロック(露出固定)を実現した。撮影した動画を早送り動画として記録する「スーパーラプス動画」も新たに搭載。被写体の移り変わりを時間短縮して記録し、ユニークな映像表現が楽しめるという。

 本体はグローブをしたままでも握りやすく、シャッターボタンを押しやすいデザインに進化。新たにLEDライトボタンを搭載し、暗い場所での撮影準備の際などに、手元を照らすのに便利だという。

 本体サイズは約111.5(幅)×66(高さ)×29(奥行き)mm、重量は約231g(バッテリー、メモリーカード含む)。

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