NEC、N900iL向けソリューションを提供

» 2004年07月14日 17時47分 公開
[ITmedia]

 日本電気は7月13日、「UNIVERGE FOMA連携ソリューション」を開発したことを発表した。

 NTTドコモが提供予定のFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」と、NECのSIP対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」、無線LANシステム「同WLシリーズ」、「StarOffice21/電子電話帳」などと組合せることで、「N900iL」を社内では無線VoIPを活用したワイヤレスの内線電話として、また社外では携帯電話として利用できるほか、離席中や外出中にかかってきた電話の自動転送なども行える。

 音声・映像・データなどのネットワークをIPで統合できるため、通信コストの削減が可能。また「UNIVERGE SV7000」に同ソリューションの機能を追加する、アップグレードサービスを提供することにより、投資計画に基づいた段階的なシステム導入が可能になる。

 同社はオフィス兼ショールーム「NECブロードバンドソリューションセンター」に、「UNIVERGE FOMA連携ソリューション」の導入を予定しており、IP電話導入の一環として、「N900iL」を活用したモバイルオフィス環境を全社に展開していくと言う。

 なお同ソリューションは、7月21日から23日まで、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2004」で紹介される予定だ。

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