画質にクセがなく扱いやすい操作性〜「W21S」:ケータイカメラ画質研究ラボ(1/3 ページ)

» 2004年08月06日 13時38分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
カメラは端に付いており、閉じた状態では下にくる。カメラモード時に閉じるとサブディスプレイがファインダーとなり、自分撮りが可能になる。レンズの下に2つあるのがフォトライト

 最近、デジカメスタイルでの撮影を標榜する端末が増えてきたこともあって、カメラが底面ヒンジ部近くに取り付けられるケースをよく見るが、「W21S」は昔ながらの場所。フタ側の端っこにカメラがある。縦位置で撮るにはけっこう使いやすい場所だ。

 W21SはCDMA 1x WINとか、ステレオスピーカーやユーザーインタフェースが注目されるが(7月20日の記事参照)、カメラ機能もしっかりメガピクセルを実現しており、捨てたものじゃないのだ。

 W21Sのカメラは128万画素のCCDで単焦点パンフォーカス。カメラ付ケータイとしては極めてポピュラーな構成だ。120×160と240×320ピクセル時は縦位置で、VGA(640×480)とSXGA(1280×960)ピクセル時は横位置で記録される。

 VGA以上の解像度の時はディスプレイを開いたまま横位置で持ち、側面のシャッターボタンで撮影する。

 カメラの起動は側面のカメラボタン長押し。メニューからなら「マイセレクト」の中にある。カメラとして使うときはせっかくのクロスメニューも関係ないが、まあそれはしょうがない。

 開いたまま撮影するので、ヨコ撮り時もタテ撮り時も(ヨコ撮り時は横向きな分、分かりにくいところもあるが)キー操作がフルにできるのはなかなか便利だ。最近、閉じた状態で撮るカメラ付ケータイが増えてきたので逆にこちらは新鮮かも。

マクロと通常モードの切り替えスイッチは目立たずにひっそりと付いているので探しちゃうことも(左)。側面にはカメラ起動キー(カメラモード時は動画と静止画のモード切り替えに使う)とシャッターキーがある。そのヨコにメモリースティックDuoスロット。このスロットカバーは一見、どの方向に開けばいいかわからず、開閉しやすいとはいえない(その分見た目はすっきりしていいのだが)

 注目すべきはセンタージョグ。これがデジタルズームに対応していて、どの撮影モードでも最大4倍までズームが聞くのだ。SXGA時にデジタルズームを効かせると当然画質は落ちるが、ジョグダイヤルの回転とズーミングというのは感覚的に分かりやすくていい。

センタージョグの回りに4つのソフトキーが用意されているのが特徴。それぞれに機能が割り当てられるので、一発で起動できる機能が増えている。このセンタージョグはなかなか便利。VGA以上の解像度ではこのように撮影情報表示が横向きになる

 撮影機能はけっこう凝っていて、露出補正やホワイトバランスといった一般的なものから、画面上に格子状の撮影補助線を表示するというユニークな機能まである。ついつい傾いたまま撮りがちなカメラ付ケータイで「撮影補助線機能」は便利だ。

 そしてシーンモード。これにはけっこう力が入っており、メニューのみならず右上のソフトキーから直接呼び出せるほどである。用意されているシーンはオートを除くと6種類だが、専用ボタンでさっと呼び出せるので使いやすくて便利で楽しい。ソフトキーが2つ増えた効用といってよかろう。

 用意されているシーンは、ビーチ&スノー、人物、パーティ、夜景、風景、スポーツだ。撮影にかかる時間は、シャッターを押してから保存画面になるまで約2秒、SXGAのファインでメモリースティックDuoに書き込むのにかかる時間が3.5秒と使っていてストレスはたまらない。

撮影時はこんな風に横向きにする。どちらが上になるかが「TOP」の文字でシメされているのは親切。ディスプレイは2.4インチで屋外でもかなり見やすい(左)。左下のソフトキーを押すとメニューが表示され、ジョグダイヤルを回して選択(中)。一番のポイントは右上のソフトキーから呼び出せるシーンセレクション。オートの他に6つのシーンが用意されている(右)

 凝ったことをしてない分、シンプルで使いやすいカメラ機能なのである。

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