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» 2004年10月15日 14時19分 UPDATE

今度のザウルスは4GバイトHDD内蔵〜「SL-C3000」

新ザウルスは4GバイトのHDDを内蔵。愛称は「ギガ・ザウルス」だ。ストレージエリアが前モデルの128Mバイトから一気に30倍に増えた。WordやExcel書類は約7万枚、MP3の音楽は約700曲保存できる。

[後藤祥子,ITmedia]

 今度のザウルスは4GバイトHDD内蔵──。シャープが新ザウルス「SL-C3000」を発表した。11月10日に発売予定で、価格は8万円前後になる見込み。

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 方向キーは携帯電話のような一体型に変更。新たにコントロールキーも設けられた

 最大の特徴は1インチの4GバイトHDDを内蔵した点。ストレージエリアが前モデルの128Mバイトから一気に30倍になった。HDDの周囲には衝撃を吸収する機構が備えられ、衝撃に弱いHDDを保護する。バッテリーの持ち時間は、連続表示で約7時間。前モデル「SL-C860」(2003年11月の記事参照)の8時間30分に迫るバッテリーの持ちを確保した。「(HDDの利用時に)バッファして止めて──の繰り返しで、HDDの動きを最小限に留めている」(シャープ)。

 HDD内蔵のメリットは、ザウルスに入れるファイルをいちいち選別しないで済む点。「サイズを気にせず、PCからフォルダごとザウルスにデータを入れられる。WordやExcel書類は約7万枚、MP3の音楽は約700曲保存可能だ」(シャープ)。背面にはUSBポートも備えられ、USBケーブルでPCとつなげば、外付けHDDとしても利用できる。

 I/Oインタフェースは、SDカードスロットとType IIのCFカードスロット、USBポート、IrDAの赤外線通信ポート、3.5Φのステレオヘッドホン端子を装備。DDIポケットの機器認証機能に対応していることから(2003年10月の記事参照)、ソニーコミュニケーションネットワークの「bitWarp PDA」(2003年10月の記事参照)や、京セラコミュニケーションシステムの「KWINS for PDA(Zaurus)」(6月7日の記事参照)など、安価なPDA向け定額つなぎ放題サービスも利用可能。ボーダフォンのCF型3Gデータ通信カード「VC701SI」にも対応する(8月23日の記事参照)

 製品には「広辞苑」と「ジーニアス英和・和英辞典」が付属。イラストや写真、音声、動画付きで、マルチメディア辞書として利用できる。

 マルチメディアプレイヤー機能は、MP3、WMAの音楽データ、MPEG-4の動画再生に対応する。

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 SDカードスロットは前面に装備。背面にはUSBポートを備えた


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 左側面に赤外線、右側面にCFカードスロットとステレオヘッドフォン端子を装備


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 前モデルと比較。左が前モデル、右がSL-C3000
製品名 SL-C3000
OS Linux(Lineo uLinux)
CPU Intel XScale PXA270/416MHz
本体メモリ Flash ROM 16Mバイト/RAM 64Mバイト
HDD 4Gバイト
液晶 640×480ピクセル、3.7型6万5536色表示透過型システム液晶
I/Oインタフェース SDカードスロット×1、Type II CFカードスロット×1、USBポート、IrDA方式の赤外線ポート
バッテリー 1800mAhリチウムイオン充電池
利用時間 連続表示約7時間
サイズ 124×87×25ミリ
重さ 約298グラム
価格 8万円前後の見込み
発売日 11月10日

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