BREWとGPSを使った配送管理システム

» 2004年10月22日 19時47分 公開
[ITmedia]

 KDDIと紀文フレッシュシステム、KTシステムコンサルティングは10月22日、au携帯電話を使った配送管理システムを開発したと発表した。名称は“iGPSCargo”。BREWプラットフォーム上で動作し、GPS機能を使って位置を管理する。共同配送業務の完全管理はチルド物流業界初だとしている。

 配送状況や位置情報、コース管理情報、数量、従量、事故情報などの情報がリアルタイムに把握でき、運行日報の閲覧/管理が行える。これまで電話やメールで連絡していた立ち寄り先変更も、au携帯のセンタープッシュ機能を使い、リアルタイムな対応が可能だとしている。

 iGPSCargoは、KTシステムコンサルティングが運営する物流会社向けASP「IT-Truck」とau携帯電話の組み合わせから成っている。従来の独自システムに比べ、コスト削減が可能だ。

 本システムは10月10日から、紀文フレッシュシステムにて稼働している。

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