ドコモもコンテンツの都度課金〜12月1日から

» 2004年11月04日 16時44分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ドコモは12月1日から、これまで月額利用料のみだったiモード情報料の課金方式に、個別課金(都度課金)を追加する。これにより、iモード情報料の課金方式は、月額固定課金と個別課金、月額固定課金+個別課金の3種になる。個別課金額の上限は525円。

 個別課金(都度課金)は、1コンテンツごとに料金を支払う課金体系。着うたやゲームなどの配信に適しており、KDDIのauやボーダフォンのコンテンツ配信では既に採用されている。

 今回導入したのは、「一部コンテンツプロバイダやユーザーからの要望があったため」だとドコモ。「個別課金は着モーションや着メロ、ゲームなどのコンテンツプロバイダに適している」(ドコモ)。

 なお個別課金で購入したコンテンツの購入履歴は、「ドコモ料金案内サービス」内の「料金明細サービス」で確認できる。前日までの購入金額履歴を閲覧できる。

コンテンツプロバイダも歓迎

 コンテンツプロバイダは、この施策を歓迎しているようだ。バンダイネットワークスは「参入を検討中。どのコンテンツでどのような課金を行うかを調整中」といい、スクウェア・エニックスの洞正浩モバイル事業部部長は「課金のバリーションが増えるのはいいこと。(スクエニも)参入の可能は高い」とコメントしている。

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