ポスターのQRコードで最寄り駅の時刻表表示、東武が新システム発売

» 2004年11月26日 20時32分 公開
[ITmedia]

 東武ランドシステムは11月26日、携帯電話とPC向け時刻表サイトを同時に更新できる公共交通機関向けシステム「次世代WEB時刻表システム」を開発したと発表した。最寄り駅や停留所の時刻表URLをQRコード化し、ポスターなどに刷り込めるサービスをオプションとして提供する。

 PC向けと携帯電話(iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!)向けの時刻表を、PCから同時に更新できる。停留所名の変更や、駅や停留所単位でのバナー広告更新もPCから可能。ユーザーは、携帯、PCとも同一アドレスからアクセス可能だ。

 各種ダイヤシステムの出力データや、Excelデータの出力に対応した。Windows、UNIX、Linuxをサポートし、既存のWebサーバで運用できる。

 駅や停留所の時刻表URLをQRコード化し、チラシやポスター、停留所などに掲示するサービスもオプションで提供する。

 システムの基本料金は1029万円(税込み)と従来製品より低価格に抑えた。全国のバス事業者など公共交通機関向けに販売する。製品化と販売はNTTドコモが行い、東武ランドシステムはカスタマイズや保守を行う。

 同システムは、9月から東武バスのWebサイト「TOBU BUS On-Line」と携帯サイト「東武バスモバイル」で採用されている。

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