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» 2005年02月24日 17時58分 UPDATE

モバイルコンテンツ・プチレビュー:会社のストレスをボンバーマンで爆破せよ

「爆発」が爽快なゲーム「ボンバーマン」が携帯アプリで登場。なんと4人同時アクセスのネット対戦も可能になっているが、どれほど遊べるだろうか?

[小松しおる(StoryWorks),ITmedia]

 友達何人かで集まって遊ぶゲームといえば、「ぷよぷよ」だったり、「桃太郎電鉄」だったりするが、この手のゲームはその後の人間関係に微妙に影を落とすことが難点だったりする。

 学生時代、キングボンビーのなすり付け合いで、セーラー服を振り乱しながら取っ組み合いのケンカをしたことが懐かしい。

 だが不思議なことに、「ボンバーマン」というゲームでは一度もそんなトラブルに発展したことはない。これはひとえに、力(火力)を持った人間だけが強いわけでなく、頭の使い方と運次第で挽回できるゲーム性、それに何より「爆発」の爽快さがそうさせるのだろう。あの爽快さは、スポーツ後のすがすがしさにも通ずるところがある。

 はたしてau版「対戦ボンバーマン」にも、その爆発的爽快さはあるのだろうか?

Photo (C)HUDSON SOFT
コンテンツ名 対戦☆ボンバーマン
料金月額 月額315円
対応機種 EZアプリ(BREW)対応WIN端末
アクセス 「EZトップメニュー」-「遊ぶ・楽しむ」-「ゲーム」-「対戦ボンバーマン」

 ボンバーマンは、1985年12月のクリスマスに発売されたゲーム。ブロックに囲まれたスペースをボム(爆弾)で破壊し、対戦相手を次々に倒していく内容で、シリーズとして60以上のタイトルが発売されている(Best版含む)人気シリーズだ。

 BREW版では勝ち抜くとポイントが与えられ、自分の順位が表示される。ゲームの腕前と一緒に、ランキングが上がっていくのは、アプリを開くたびのちょっとした楽しみだ。

知らない誰かと同時プレイできる

 このアプリの何がすごいかというと、見知らぬユーザーとネットワーク対戦できるところ。「リバーシ」や「将棋」といったゲームではネット対戦できるアプリもあったが、ボンバーマンという即時性を必要とされるゲームが、通信で遊べるのは大したもの。

 4人対戦と、多人数参加型であるにもかかわらずディレイ(遅延)も少ないし、ボンバーマンたちの動きもスムーズだ(ところで、気がつくと相手がテレポートしていることがあるのは、オンライン対戦のせいか? 何かアイテムがあるのだろうか……)。

 そして残念なのが、友人同士の対戦ができないところだ。

 対戦☆ボンバーマンでは、アプリを起動するとロビーサーバに登録され、ネット上のユーザーを自動検索する。つまり、こちらに参加メンバーの選択権はない。運営側には手間かもしれないが、各ユーザーにIDなどを発行して、それを記入すれば対戦相手を選べるようにしてもらえないだろうか。

PHoto  

両手で包み込むように遊びたい

 早速遊んでみたところ、これがまた操作しづらい。十字キーの真ん中にボムを置くスイッチがあるのはどうかと思う。

 最近の薄型ケータイだと、移動しようとして間違えてボムを置き、自滅してしまうこともあり得る。十分な注意が必要だ。

 片手で操作していると、ボムを置く間と移動する間に微妙にロスが出る。ボンバーマンというのは非常にシビアなゲームである。その一瞬が命取りになりかねない。

 携帯アプリは片手で操作すべきという見方もあるが、ボンバーマンに関しては別だ。負けたくなかったら、「右手十字キーで方向を操作し、左手数字キーでボム置く」などと両手で操作分担するのがいいだろう。

機能追加した「上級者版」も期待

 今回試した限り、アプリの容量制限のためか「無敵」「当たると曲がる」という機能はない。ボンバーマンの相棒である犬のようなキャラクター「ルーイ」も残念ながら出てこない。個人的には、グレイボン博士がいたら嬉しいのだが、あれは外伝に出てくるキャラなので絶対無理だろうな……。

 もうひとつ、早い者勝ちで好きな色のボンバーマンを選べたらいいのにと思う。ジンクスというか、どうしても気の合わない色のボンバーマンはいるものだ。今後、これらの部分をパワーアップした「上級者版」のリリースを期待したい。

 最後に、ネット対戦で勝利するコツを少し。基本的には「待ち」が有利。適当にパワーアップしながら、周りの自滅を待つのがよくいわれる勝利法だ。変な話だが、よっぽど上手い人に当たらない限り、逃げ回っていれば勝てる。だが、この作戦は周りも自分もつまらないので、やはりボンバーマンは自滅しようが何しようが、ガンガンにボムをセットし合うのが一番だろう。

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