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» 2005年04月07日 16時36分 UPDATE

ボーダフォンまた純減、ウィルコムが好調〜3月契約者数

好調なドコモ、au、ウィルコムに対し、ボーダフォンとツーカーは低調。明暗がはっきり分かれる結果になった。

[杉浦正武,ITmedia]

 電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、携帯電話/PHSの2005年3月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は90万6400増えて、8699万7600。

グループ名 2005年3月純増数 累計
ドコモ 48万0200 4882万4900
au(KDDI) 43万6100 1954万2400
ツーカー −2500 358万9600
ボーダフォン −7400 1504万0700
*ボーダフォンは契約者数の集計方法を調整したため、この減少分が5万1000ある。先月から見かけ上5万8400減っているが、実質純減数は7400として記載した
Photo 各キャリアの単月の純増数の推移

 携帯電話の契約者数を見ると、ドコモとauが好調。いずれも純増数で40万を上回る成績を残しており、特にドコモは2004年12月から4カ月連続して純増トップの座をキープしている。

 逆にボーダフォンとツーカーは低調。ツーカーは先月に引き続き純減、ボーダフォンは2月に比べて減少幅こそ減ったものの(3月7日の記事参照)、7400の純減を記録した。

単月シェア 累計シェア
NTTドコモ 53.0% 56.1%
au(KDDI) 48.1% 22.5%
ツーカー −0.3% 4.1%
ボーダフォン −0.8% 17.3%


Photo

BREW端末、1000万台間近

 auのBREW対応端末が、1000万台突破間近だ。先月末で約890万台に達していたが、そこからさらに100万台を上乗せ。985万台となっている。auは着うた対応端末も1500万台を超えるなど、順調にハイエンド端末が増えている。

 ボーダフォンを見ると、ムービー対応端末が増加。しかし、カメラ付き端末やアプリ対応端末、ボーダフォンライブ!対応端末が減少するなど、ローエンド端末も増えていることが見てとれる。

キャリア カメラ ムービー アプリ GPS 着うた Web
NTTドコモ 3691万0600 2986万 非公開 4402万0900
au(KDDI) 1681万 1588万 985万(BREW) 1174万 1580万 1646万9300
ボーダフォン 1173万4600 419万5200 835万6600 - 非公開 1287万4100
*「ムービー」は撮影した動画をメールで送信できる端末を指す。「Web」はボーダフォンは対応機種台数、ドコモとauは契約数。ドコモのカメラ付き端末の台数は、ドコモが発表したカメラ付きPDC端末の契約数とFOMAの契約数を合わせた数を表記

ドコモの3Gが125万増

 ドコモの純増を支えるのは、3G契約者の伸びだ。3月は125万8400増と大きく増やしており、PDCの77万8100減をカバーしている。auも3Gユーザーが54万1600増えており、着々と3G端末への移行が進んでいる

 ボーダフォンは3Gユーザーは24万1900増と伸びてはいるが、PDCの24万9300減を下回ったのが痛く、純増に転じることができなかった。

グループ名 2005年3月純増数(3G) 累計(3G) 3G率
ドコモ 125万8400 1150万0600 21.2%
au(KDDI) 54万1600 1793万4900 91.0%
ボーダフォン 24万1900 91万7200 4.5%

好調のウィルコム、3万回線増

 PHSは、ウィルコムが3万3000の純増を記録するなど好調。1月にアステル沖縄のユーザーが移行した関係で3万5000増を記録したものの、これを考慮にいれなければ「3万の純増は、1998年5月以来7年ぶり」(ウィルコム)だという。新ブランドも浸透しつつあるようだ。

 PHS撤退を発表したドコモは、3万3400の純減。先月も2万を超える純減だったが、減り幅が増えた。アステルグループは9100の純減と、引き続き純減傾向になっている。

グループ名 2005年3月純増数 累計
ウィルコム 3万3300 303万1500
ドコモ -3万3400 131万4100
アステルグループ -9100 13万0700
累計 -9200 447万6300

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