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» 2005年10月04日 12時51分 UPDATE

CEATEC JAPAN 2005:普通の携帯としても使える──キーボードがタッチパネルの2画面携帯

キーボード部分をタッチパネルにすることで、ボタンの数や大きさ、レイアウトを自由に変更でき、UIに柔軟性を持たせられる──。こんな発想から生まれたのがドコモの2画面携帯だ。

[後藤祥子,ITmedia]

 年齢や性別、携帯電話の習熟度を問わず、だれにでも使いやすい携帯──。これがユニバーサル携帯とよばれるものだ。ドコモも「らくらくホン」シリーズをユニバーサル携帯と位置付け、既に数機種をリリースしている。

 「ユニバーサルにもさまざまなアプローチがある」という考えから、ドコモが三菱電機と新たに開発しているのが、“キーボードがタッチパネル”の「2画面ユニバーサルデザイン携帯」。ソフトキーやテンキーをタッチパネル式ディスプレイにすることで、1台の携帯電話が幅広いユーザーニーズに対応する端末になる。

 例えば必要最低限の機能のみ使いたいユーザーなら、「電話」「メール」「カメラ」の3つの機能のみが表示されるUIを、もう少しいろいろな機能を使いたいユーザーは6つの機能から選べるUIを選ぶことが可能。さらに使いこなせるようになったら、従来の携帯電話に近いUIを選べるなど、習熟度に合わせてUIを変えられる点が特徴の1つだ。

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 視覚に障害があるユーザーでも使いやすいように、ボタンの形状を若干変えている


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 文字入力は「2タッチ仮名入力方式」のほか、手書き入力もサポート。ひらがなやカタカナ、漢字を認識する。手書きで入力すると候補が表示される


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 普通の携帯電話のようなUIで使うこともできる。ただしソフトキーとダイヤルキーを切り替えながら使うことになる


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 iモードの閲覧画面。右の矢印をなぞって上下にスクロールする。スクロール時にボコボコとした触感があり、どれくらいスクロールしたかが分かるようになっている

上下のディスプレイを有効に活用

 2画面ユニバーサルデザイン携帯は、上下の画面をうまく連携させた独特のUIを備えている。メールの利用時にはメールを使うのに必要最低限のボタンを、カメラ利用時には撮影関連のボタンのみを表示することで、初心者でも操作に迷わないよう工夫されている。これはキーボード部がディスプレイであるからこそ実現できる機能。携帯初心者の「携帯はボタンがたくさんありすぎて、押し間違えるのが恐い」という不安を払拭できそうだ。

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 左からメール作成時、音声通話時、写真閲覧時の画面。機能ごとに操作時のUIを最適化できるのは、タッチパネルならでは


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 光が透過する素材越しに光るLEDで時刻や着信を通知。ドットの数が多いためか、なかなかの表現力だ


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 背面のLEDには漢字やひらがなも表示されていた


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 側面には2つのボタンを装備。まだ試作段階のため、どんな機能を割り当てるかは決まっていないという。底面にはカメラとスピーカーを装備。耐衝撃性を考慮して、底面には弾力のある素材が付いている


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