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» 2005年10月06日 23時33分 UPDATE

CEATEC JAPAN 2005: 骨の次は肉? ミツミ電機「肉伝導マイク」

ミツミ電機ブースで展示されているのが“肉伝導マイク”。うるさいところでもクリアに話し声を伝えられるもので、携帯電話に搭載される日も近そうだ。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2005」会場で、ミツミ電機は「肉伝導マイク」を参考出展している。

 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科の鹿野清宏教授と、中島淑貴博士(現在、ATR)の研究成果をもとに、旭化成とミツミ電機が共同試作したもので、話者が発した声を、口ではなく皮膚の表面でキャッチするマイク。体内を伝わる音を拾うため、神社でお祈りをするときのような口の中での小さなつぶやきに例えられる「NAM」(Non-Audible Murmur、非可聴つぶやき)でも声を拾えるという。外からは聞こえないくらい小さな声でも拾えるほか、周りが騒がしいところで話しても、話者の声だけを拾うことができるのがメリットだ。

ay_niku.jpg 肉伝導マイクを携帯電話につないで、騒がしいところで小声で話すデモを行っている。耳の後ろに貼られている小さな白い部品が肉伝導マイク。ヘッドフォンは通常の市販されているもの

 携帯電話への搭載を目指しており、製品では肉伝導マイクは内蔵される形になるという。「マイク部分を、耳の後ろに密着させるような形で内蔵することになると思う。メーカーからは、大きくても構わないので、もっと薄くしてほしいと言われている」(説明員)。現在、携帯端末メーカーへ紹介をしており、2006年に量産予定だという。

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