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» 2005年10月28日 15時47分 UPDATE

Mobile&Movie 第185回:まだまだあぶない刑事「鷹山さんの携帯から、分かったんです」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”をご紹介する「Mobile&Movie」。今回は、80年代の人気刑事ドラマを映画化した「まだまだあぶない刑事」。劇中にはタッチパネル携帯「F900iT」が登場します。

[本田亜友子,ITmedia]
作品名まだまだあぶない刑事
監督鳥井邦男
制作年・製作国2005年日本作品


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 1986年にスタートした伝説のドラマ“あぶない刑事(デカ)”が、久しぶりにスクリーンに帰ってきました。スタイリッシュでユーモアもある、“ダンディ鷹山”と“セクシー大下”のコンビは健在。しかし2人の前にIT世代の新人刑事コンビが、ライバルとして登場します。

 日本を離れて、韓国で潜伏捜査を続けていた鷹山と大下。いつも通りスマートに犯罪組織を検挙し、7年ぶりに横浜の港署へ戻ってくることになりました。署へ赴く前に、港の近くのカフェで優雅にお茶をする2人。

 「なんか、すっかり変わっちゃったね、この街も」

 「7年だからな」

 「惚れた女の体型も変わる頃だ……」

 そんな世間話をしていると、突然騒ぎが起こります。誰かが銃でカフェを狙って、発砲したのです。犯人を探そうと走りかけたその時、鷹山と大下の前に若い刑事が現われました。彼らは港署の新人刑事の水嶋と鹿沼で、鷹山と大下をあやしんで連行します。思いがけない形で、懐かしい港署に帰って来た鷹山と大下。

 港署には、2人の同僚だった刑事や、相変わらずコスプレしている薫、かつて頼りない後輩だった透の姿が。透は課長に昇進し、帰ってきた鷹山と大下が邪魔でしかたがない様子。さっそく騒ぎを起こして帰ってきた2人を叱ろうとしますが、逆に言いくるめられてしまう始末。2人を連れてきた水嶋と鹿沼は、PCやメカを駆使するIT刑事で、彼らのデータ分析によって犯罪検挙率が急上昇していることを透は説明します。そして、水嶋と鹿沼にまかせておけば大丈夫だから、余計なことはしないようにと鷹山と大下に釘を刺したのでした。

 発砲事件があったカフェに残された薬きょうを見て、さっそく鹿沼はそれがどんな銃で撃たれたものか分析します。そして、その武器の密売ルートを調査していく水嶋。数日前に脱走した凶悪犯との関連まで、調べていきます。署をあげての脱獄犯の捜査の最中だったのですが、透はあえて鷹山と大下には教えないようにしていました。それというのも、犯人はかつて2人が逮捕した尾藤竜次だったからです。しかし、透のいうことなど無視して、勝手に捜査をしてしまう鷹山と大下。尾藤は復讐をするために、必ず2人にコンタクトを取ってくると睨んだのです。

 鷹山と大下の行動は、2人の首を締めることに。韓国での潜入捜査での武器の密売疑惑と今回の勝手な捜査で、神奈川県警本部に呼び出されてしまったのです。しばらく捜査から外れるようにと、閉じ込められた鷹山と大下。困っていたその時、なんと水嶋と鹿沼が2人を助けに来たのです。

 「鷹山さんの携帯から、分かったんです」

 携帯電話で居場所を探知してやって来たという水嶋に、ハイテク刑事のすごさを認めざるをえない鷹山。そして、鷹山の携帯電話には、尾藤からの着信が……。尾藤の狙いは何なのか? 元祖“あぶない刑事”と新世代“IT刑事”が協力して尾藤を捕らえられるのか? 横浜のスタジアムで五万人が見守るサッカー試合の中、訪れるラストシーンは圧巻です。

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