ダ・ヴィンチ・コード「データベースにアクセスしたい」Mobile&Movie 第214回

» 2006年06月16日 15時34分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)
監督ロン・ハワード
制作年・製作国2006年アメリカ作品


 今回ご紹介する作品は、全世界で一大ブームを巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵の中には、歴史を揺るがす真実が隠れていたのです。そのダ・ヴィンチの暗号を解くのに、ソニー・エリクソンの携帯電話が活躍します。以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意して下さい。

 ハーバード大学の教授ラングドン(トム・ハンクス)は講演のため、パリを訪れていました。ラングドンの宗教象徴学の解説は聴衆を魅了し、講演は大成功。しかし、そこに突然フランス警察が現れ、ラングドンをルーヴル美術館へと連れて行きました。実は、ルーヴル美術館の館長ソニエールが殺され、そこに謎のダイイング・メッセージが残されていたというのです。

 講演のあと、ソニエールと会う約束をしていたラングドン。殺人現場に残された不可解な暗号を見て、さらに驚きます。ソニエールの体は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた『ウィトルウィウス的人体図』そっくりに横たわっていたのです。そして、血で描かれた数列も残されていました。その意味を説くよう、警察に促されるラングドン。

 ラングドンが謎解きに困っていると、フランス警察の暗号解読官ソフィー(オドレイ・トトゥ)がやって来ました。ソフィはソニエールの孫娘で、ソニエールが残したメッセージが自分宛てであることに気付きます。そして、フランス警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)がラングドンを犯人と決め付け、今にも逮捕しようとしていることにも……。ラングドンとソフィが協力してソニエールの暗号を解いて、たどり着いたのはダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』の絵の前。そこで1本の鍵を見つけたソフィ。携帯電話で警察の目をごまかし、ラングドンとソフィはルーヴル美術館から出て行きました。

 パリ市内には警察の包囲網が敷かれ、追い詰められるラングドンとソフィ。ラングドンは鍵の紋章がある宗教の秘密結社のものに似ていることから、友人の宗教学者リー・ティービング(イアン・マッケラン)の屋敷を訪ねることに。真夜中にやって来たラングドンとソフィを、イギリス人らしく紳士的に迎えたティービング。そして、知られざる秘密結社の歴史を語り出します。ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』に隠された意図、そしてラングドンとソフィが解いている謎こそ、歴史を揺るがす事実なのだと。しかし、警察の追っ手がやって来たため、ティービングの自家用ジェットでフランスからイギリスへと向かうことにします。

 イギリスに着いたラングドンたちを、警察は待ち構えていました。殺人犯としてラングドンは国際手配されていたのです。慌てて飛び乗ったバスの中、これまでに解けた暗号からラングドンはひらめきます。それを受けて、ソフィは後方の座席で携帯電話を持っていた男に近づいていきます。

 「隣、いいかしら?」

 さっと横に座り込むソフィ。すかさずラングドンも背後に回り

 「データベースにアクセスしたい」

 と携帯電話を借りることに。携帯のインターネット画面にあるキーワードを入力すると、まったく別の言葉が検索結果として現われました。ソニエールが伝えたかったものが、そこにあったのです。宝探しのように、真実に近づいていく手応えを感じるラングドンとソフィ。ソニエールが伝えたかった歴史を揺るがす事実とは……。ラストシーンまで興味深い謎解きは続きます。

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