調査リポート
» 2007年03月01日 19時54分 UPDATE

シャープが3四半期連続でトップに──第4四半期の携帯シェア

IDC Japanが、2006年第4四半期の国内携帯電話の市場規模に関する調査結果を発表した。メーカー別の出荷台数シェアは、3四半期連続でシャープがトップを獲得。

[ITmedia]

 IDC Japanは2月28日、2006年第4四半期の国内携帯電話の市場規模に関する調査結果を発表した。国内の出荷台数は、前年同期比11.2%増の1295万台。プラス成長の主な要因についてIDC Japanは、番号ポータビリティ制度の開始に伴う端末需要の拡大や、前四半期に実施された生産調整の反動によるプラス効果、多様化するユーザーのニーズに対応した新端末の需要拡大の3つを挙げている。

メーカー別出荷台数、シャープが3四半期連続でトップ

 端末メーカー別の出荷台数シェアは、シャープが21.2%でトップを獲得し、3四半期連続でトップの座を維持した。以下、2位が11.4%のパナソニック モバイル、3位が10.4%のNEC、4位が9.2%のソニー・エリクソン・モバイル、5位が9.1%の東芝と続く。

Photo 端末メーカー別の出荷台数シェア

 シャープはワンセグ携帯の投入で、ハイエンド市場における強さを印象づけた格好。同四半期には、ドコモ向けとソフトバンク向けで過去最高の出荷実績を記録したという。

 パナソニック モバイルは、ドコモ向けに加えソフトバンク向けにも供給を開始したことから着実に出荷台数を伸ばし、FOMAシリーズを中心に複数の端末を投入したNECも3位にランクインした。

 4位のソニー・エリクソン・モバイルはミッドレンジ向けモデルの“光+着せ替え”ケータイや、“デジタルラジオ+地デジ”のハイエンドモデルなど、“ソニーらしさ”を打ち出した端末がユーザーからの高い評価を得たとIDC Japanは分析。東芝については、Rev.A対応モデルなどのハイエンド機と低価格帯の「簡単ケータイ」をバランス良く投入したことが奏功したとしている。

 2007年の見通しについて、IDC Japanコミュニケーションズの木村融シニアマーケットアナリストは、「1年で最大の商戦期となる春に向けて、新規加入者やライトユーザー向けには、簡単操作のシンプル携帯(3G)が複数準備されている。買い替えユーザー向けには、薄型モデルやデザイン特化型モデル、地デジ端末など幅広いラインアップが展開されており、今期に引き続き2007年第1四半期も高い水準での出荷台数が期待できる」と予測している。

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