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» 2007年03月20日 21時12分 UPDATE

「P903iTV」の“ここ”が知りたい(1):ワンセグはどう?──「P903iTV」 (1/2)

高感度と長時間視聴が特徴のパナソニック モバイル製ワンセグ端末「P903iTV」。ワンセグの使い勝手はどうか、どんなことができるかという質問が多く寄せられた。

[岩城俊介,ITmedia]

質問:ワンセグ視聴どう? 起動は速い?

 パナソニック モバイルのドコモ向け第2弾となるワンセグ端末が「P903iTV」。以前のワンセグ端末「P901iTV」と比較し、ディスプレイサイズの拡大やアンテナの高感度化、長時間視聴、端末小型化など、多くの進化を遂げている。

photophoto パナソニック モバイル製のワンセグ端末「P903iTV」。カラーはシルバー、ブルー、レッドの3色を用意する

 P903iTVは、以前のワンセグ端末「P901iTV」の2.5インチQVGAパネルから、2.8インチワイドQVGAパネルに大型化し、視野角で上下左右160度(P901iTVは同140度)、コントラスト比 最大1000:1(P901iTVは500:1)を実現する液晶を搭載する。高画質化のためのモバイルPEAKSプロセッサや光センサーにより、利用シーンに合わせて自動的にコントラスト調整を行う機能が備わる。P903iの液晶と比較してみると、文字列や画像がよりくっきりと色濃く表示されているのが分かるほどだった。

photo.photophoto 左がP903iTV、右がP903i。例えば顔の画像部分にかなりの違いがあることが分かる。なお、ワイドディスプレイである分、縦に情報量が多い。日本語入力システムも若干進化し、漢字変換候補の表示数がP903iのそれより多く、表示方法も変わっている。蛇足だが、設定により“ある文字を入力後、数秒後にカーソルが右移動する”機能も付いた

 ワンセグ視聴は、メニューからたどる方法のほか、ディスプレイを90度傾ける“スイッチスタイル”やディスプレイを裏返して折りたたむ“ビューアスタイル”にするだけで起動できる仕組みが便利だ。ビューアスタイルと連動させる起動はワンセグ以外にカメラへも割り当てられる。また、そのものをオフにすることもできる。

 ところで、携帯はかしゃかしゃ開閉を繰り返したりと、無意識に適当にいじってしまっているものだ。ディスプレイの向きと連動して起動できるなど、ワンセグを起動しやすい本機、ポケットの中で無意識にいじってしまったためか(閉じたまま90度に回転させても起動はしないが)、なぜかワンセグが起動しっぱなしになっていたことがあった。携帯を無意識にいじるクセのある人は気をつけたい。

Get Macromedia FLASH PLAYER P903iTVでワンセグを視聴。ディスプレイの向きと連動して表示スタイルも変わる
このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。(動画はこちらからでも参照できます)

 ワンセグ起動は1、2秒待ちという感じで、SH903iTVなどほかのワンセグ端末と大きな差はない。視聴中も液晶の向きと連動して縦/横(右90度/左90度)向きに変化するほか、明示的に[カメラ]キーで向き切り替えも行える。

 受信感度は、ワンセグ携帯で初となる「合成ダイバーシティ」により、なかなかいいかもという印象。合成ダイバーシティは、可倒式のホイップアンテナと本体の内蔵アンテナ、2つのアンテナで受信した信号を合成し、受信感度を向上させるというもの。アンテナを伸ばしたW44Sがブロックノイズだらけになる場所で、P903iTVはアンテナを収納したまま普通に視聴が可能だった(後日、受信感度実験を行ってみようと思う)。

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