アクション追加でリアルさを増した「パワフルプロ野球MEGA」動画で見るメガゲーム

» 2007年04月16日 09時00分 公開
[阿部加奈子,ITmedia]

 1994年にスーパーファミコンで登場し、プレイステーションやPSPなど数々のゲーム機で発売しているプロ野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズ。選手たちはすべて2頭身のかわいらしいキャラクターで描かれている反面、リアルな動きや戦術性を追求するなど、本格的な内容で多くの野球ファンを魅了。試合のみならず、自分だけの選手を育て上げる育成要素も人気の要因だ。



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コンテンツ名 「モバイルパワフルプロ野球MEGA」
料金 月額315円
対応機種 「903i」「703i」シリーズのメガゲーム対応機
アクセス ・iモード:「メニュー/検索」→「ゲーム」→「スポーツ」→「パワプロワールド」
・携帯メールで検索!『game@mtap.jp』件名に「ゲームタイトル」を入れて送信!

簡単操作で本格野球を楽しめる

 メガゲーム版となる本作には、任意のチーム同士を戦わせる「対戦モード」や、リーグ戦で勝者を競う「ペナントモード」に加え、自チーム以外の選手を加えて球団をカスタマイズできる「アレンジモード」を用意。また、iアプリ「サクセス大学野球編」で育てた選手を使用できるなど、遊びの幅がかなり広がっている。

 携帯の画面でもチマチマした感じはなく、グラフィックはキレイで動きもスムーズだ。小さいキャラクターたちがちょこまかと動き回る姿は愛らしく、なかなか気分を和ませてくれる。風、エラー、ケガなどの発生や延長戦の有無といったゲーム中のルールも細かく設定可能で、480Kバイトの追加データを外部メモリに保存すれば、実況音声が加わるほか、球場も選択可能になる。よりじっくり遊びたい人は、別途外部メモリを用意するといいだろう。

 ゲームの操作は[1]〜[9]のダイヤルキーに、投球や走塁の指示が割り振られている形だ。ピッチャーに投球指示を出したり、バッターを操作するだけでなく、ランナーがいればけん制したり、守備を前進/後退させたりと、作戦の指示は細かく行える。

 例えば投手の場合、[8]にはフォークボール、[4]にはスライダーが割り振られており、右ソフトキーで守備の前進/後退を指示できる。敵チームの打者の特徴を見抜いて指示を出すのはかなり楽しいものだ。一方、打者の場合は走塁先を方向キーで指示できるほか、決定キーまたは[5]を連打することで走者のスピードがアップするなど、緊迫感のあるプレーが味わえる。

photophotophoto (C)2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

 ペナントは全140試合と、本格的に遊ぶにはかなりの時間が必要だ。ただし、回数や試合数は変更できるので、ちょっとした空き時間にサクサクと遊びたい人は、あらかじめ少なく設定しておけば問題ない。1試合は3/6/9回から選択可能で、ペナントの試合数は25/40/140試合から選べる。プレイはいつでも中断可能で、次回スタート時に“つづきから”を選択すれば中断時の状態を引き継いでプレイできるため、短い空き時間しかなくとも安心して遊べるだろう。

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2024年03月29日 更新
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