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» 2007年05月23日 22時09分 UPDATE

写真で解説する「912SH」 (1/2)

ソフトバンクモバイルの「912SH」は、AQUOSケータイの第3弾として投入される「911SH」の進化モデル。サイクロイドスタイルを生かすため、横画面での使い勝手を向上させているのもポイントだ。

[園部修,ITmedia]

 メタリックな外観に“変身”したAQUOSケータイ第3弾「912SH」は、サイクロイドスタイルのボディに、3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)表示対応モバイルASV液晶を搭載した、ソフトバンクモバイルのフラッグシップモデルにふさわしいハイエンド端末だ。

 下り最大3.6Mbpsでの高速通信が可能な「3Gハイスピード」(HSDPA)をサポートしており、対応エリア内ではWebブラウズやコンテンツのダウンロードなどが快適に行えるほか、ワンセグ、FeliCaといった主要な機能も標準装備している

 カラーはホワイトシルバー、メタルシルバー、メタルブラック、メタルブルー、メタルピンク、メタルレッドの6色展開。ホワイトシルバーはディスプレイユニット部分が、それ以外の5色は背面全体がすべて鏡面のようなメタリック仕上げとなっている。なお本機は“AQUOSケータイ”ではあるものの、“fanfun”や“FULLFACE”のような、型番に含まれる愛称とは位置づけが異なるようだ。

PhotoPhotoPhoto ボディカラーは手前左からメタルピンク、メタルレッド、ホワイトシルバー、奥は左からメタルシルバー、メタルブルー、メタルブラック。メタルホワイトはヒンジ部が白く、それ以外は背面全体がメタリックな仕上げになっている
PhotoPhoto メタルブラックは、ピアノブラックのような深みのある黒とはまた異なる独特の表情を持つ。裏面は各色ともマットな仕上げだ。
PhotoPhoto 右側面にはサークルトークキーや上下キー、決定キーなどを備えるほか、microSDメモリーカードスロットもこちら側にある。左側面にはAV出力兼平型イヤフォン端子と電源コネクタなどがある
PhotoPhoto 赤外線通信ポートとワンセグ用のロッドアンテナはヒンジ寄りに配置されている。底面には充電台を利用するための充電端子がある

 外形寸法は約50(幅)×108(高さ)×23(厚さ)ミリとなっており、AQUOSケータイ 2nd Model「911SH」より高さが約2ミリ、厚さが約1ミリ大きくなっているものの、それほどサイズの違いは感じない。背面中央には0.8インチの有機ELサブディスプレイとLEDを装備している。ダイヤルキーはフレームレスタイプに変更され、1つ1つのキーが大きくなっており、押しやすい。

PhotoPhotoPhoto ダイヤルキーはフレームレスタイプで、1つ1つのキーが大きく押しやすい。キー上の文字の表記は小さいが、使い慣れている人には問題ないだろう。サブディスプレイは0.8インチの有機ELで、点灯時のみハーフミラー状の窓から浮かび上がる。不在着信や未読メールを通知するLEDも備える

 また911SHでは2MピクセルのCMOSだったカメラユニットは3.2MピクセルのCCDタイプに変更されているのもポイント。マクロ切り替えスイッチの付いたパンフォーカスタイプではなくAF付きで、スペック重視のユーザーにも満足できる仕様だ。動画を撮影するような感覚でカメラを横にパンさせてパノラマ写真が撮影できる機能も搭載しており、「ぐるりと回せば360度のパノラマも撮影できる」(説明員)という。スピーカーはモノラルからステレオに変わった。

PhotoPhotoPhoto カメラも2MピクセルのCMOSから3.2MピクセルのCCDに強化された。また細かな点だが、スピーカーもステレオになっている。911SHで“あと1歩”だった部分が多数改善されているわけだ

 特筆すべきは、サイクロイド機構を採用した端末ならではの、縦横自在のユーザーインタフェースを採用した点だ。シャープのドコモ向け端末「SH903iTV」や、“ヨコモーション”をウリにしている富士通のドコモ端末「F904i」などではすでに実現されている仕様ではあるものの、912SHでもサイクロイド操作に合わせて利用中の画面が瞬時に切り替わるようになった。切り替えの動作も比較的速くストレスは少ない。

 911SHでは、例えば画面を横にしてワンセグを視聴し、終話キーなどでワンセグアプリを終了すると、縦位置の待受画面に戻っていたが、912SHなら横位置の待受画面が表示される。メニューも画面が縦なら縦用の、横なら横用の表示に切り替わるため、ワンセグ終了後にいちいちディスプレイを元に戻す必要がない。Yahoo!ケータイのメニューやメール画面、PCサイトブラウザなども、画面の回転に合わせて表示が自動的に切り替わる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 待受画面やメニューも、すべてディスプレイを横向きにすれば横UI(ユーザーインタフェース)で表示するようになった
PhotoPhotoPhotoPhoto メニューは1階層目だけでなく、2階層目以下も横表示に対応する。もちろんPCサイトブラウザも縦横を切り替えられる

 またディスプレイを横にしてメール画面を表示すると、メールフォルダ、差出人、タイトル+日付+本文という3ペイン表示が可能なのもおもしろい。ワンセグとメール、あるいはワンセグとブラウザの同時表示にも対応した。

PhotoPhotoPhotoPhoto 横位置でメールを読む際には、フォルダ、差出人を別枠で表示する3ペイン表示も利用できる。また横画面ならワンセグとメール、あるいはワンセグとブラウザの同時表示も可能になった
Photo Yahoo!ケータイのメニューなどは、従来は横向きでの表示ができなかった

 ワンセグの連続視聴時間は5時間20分で、911SHの5時間から若干伸びている。これはバッテリー容量が960mAhから1000mAhに増えたことや、省電力化をさらに進めたことなどが影響している。

Photo バッテリーパックは容量が若干増えて1000mAhになった
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