ネットレイティングスが2月24日に発表した1月のネット利用動向調査結果によると、国内の主要な新聞社サイトのうち、ユニークユーザー(UU)数が最も多いのは「毎日jp」(947万人)だった。「Yahoo!ニュース」からの流入が全トラフィックの5割を占めた。
2位は「MSN産経ニュース」(787万人)、3位は「イザ!」(742万人)と、産経新聞グループのサイトが入った。4位以下は「YOMIURI ONLINE」(608万人)、「NIKKEI NET」(574万人)、「ashahi.com」(545万人)と続く。
上位3サイトはポータルサイトからの誘導が多かった。全トラフィックのうち「Yahoo!ニュース」からの流入が占める割合は、イザ!で9割前後、毎日jpで5割前後に上った。
1人当たりの平均ページビュー(PV)はUUランキングと逆転しており、最多が「NIKKEI NET」、次いで「asahi.com」「YOMIURI ONLINE」。NIKKEI NETやasahi.comは職場からの利用がほかサイトより多く、職場からと家庭からのUUが半々だった。
同社の萩原雅之社長は「約2700万人が利用するYahoo!ニュースは、記事を提供するサイトへのトラフィックの供給源。Yahoo!ニュースに依存しないNIKKEI NETやasahi.comは、1人当たりのPVや訪問回数が多く、ロイヤリティの高い読者を確保している」とコメントしている。
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