米QUALCOMMと米Broadcomは4月26日、3G携帯電話技術をめぐる特許訴訟で和解し、複数年にわたる特許ライセンス契約を結んだと発表した。
両社は和解により、米国際貿易委員会(ITC)および米連邦地裁での特許訴訟、Broadcomが欧州と韓国で起こした申し立てなど、すべての特許訴訟を取り下げる。特許クロスライセンス契約を結び、QUALCOMMはBroadcomに4年にわたって8億9100万ドルを支払う。また、ICやその他の特定の製品に関して互いに特許を主張しないことでも合意した。
今回の和解で、QUALCOMMとBroadcomが2005年から争ってきた特許紛争が終結する。「和解は両社およびその顧客、パートナー、業界全体にとっていいことだ」と両社は発表文で語っている。
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