iPhoneで電話をしながら、電話の相手にメッセージやファイルを送信できる技術の特許を、Appleが出願している。
「AUTO MESSAGING TO CURRENTLY CONNECTED CALLER(接続中の相手に自動でメッセージを送る)」と題されたこの特許は、2008年2月に出願された。メッセージングアプリケーションとテレフォニーアプリケーションを起動して、モバイルデバイスで電話をしている最中に、接続している相手にメッセージを送ることができる技術という。
Appleはこの技術を開発した背景について、「モバイルデバイスのユーザーが電話サービスを使っている間に、相手にメッセージやファイルを送りたくなることがあるかもしれない。そうした情報を送るためには、いったん電話を切って、電話帳で送り先を探してから、ファイルやメッセージを送らなければならない。このプロセスはユーザーにとって退屈だ」と説明している。この技術は、電話帳に登録されている通話相手の情報を検出するため、ユーザーが電話帳を検索する必要はないという。
この技術はGSM、GPRS、EDGE、Wi-Fi、WiMAX、Bluetoothなどに対応する。
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