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AppleのジョブズCEO、初め「iMac」に反対だったせかにゅ

» 2009年11月09日 11時46分 公開
[ITmedia]

「iMac」の名称、ジョブズ氏は2度却下した

 「iMac」という名称を考案した広告代理店TBWAのケン・シーガル氏によると、Appleのスティーブ・ジョブズCEOは初め、この名前を却下したという。ボンダイブルーの初代iMacを開発したとき、ジョブズ氏は最初は別の名前を提案した。それは「ぞっとするほどひどい」名前だったとシーガル氏は言う(どんな名前だったのか、同氏は明かそうとしなかった)。シーガル氏はiMac(インターネットの「i」+「Mac」)という名前を提案したが、ジョブズ氏は2度それを却下した。その後ジョブズ氏は製品名についてシーガル氏に何も言わなかったが、結局、新製品はiMacの名前で発売された。「彼(ジョブズ氏)はiMacという名前を2回却下したが、マシンにはその名前がついていた。彼は決して正式にはこの名前を受け入れなかった」とシーガル氏は笑って話した。

Interview: The Man Who Named the iMac and Wrote Think Different(Cult of Mac)

GoogleのAndroidにも商標問題

 AppleがiPhoneを発表したとき、Ciscoとの間で商標紛争が起きた(後に両社は和解した)が、Androidをめぐっても商標問題が起きている。Android Data Corporationという会社の設立者エリック・スペクト氏が「Android Data」の商標権を保有しており、Googleに対して商標権侵害で訴訟を起こした。Googleはこれに反訴し、損害賠償や「Android Data」の商標登録取り消しを求めている。Googleは、スペクト氏はAndroid Dataの商標登録を適切に更新しておらず、実質的に放棄していると主張している。

Google Sues Back To Keep Using The Name 'Android'(Silicon Alley Insider)

NVIDIAが風刺イラストでIntelを批判

 NVIDIAが「Intel's Inside」というサイトでIntel批判を展開している。このサイトは「半導体業界で起きていることを、特にIntelに焦点を当てて描いたパロディ」(NVIDIA)で、風刺イラストを掲載している。11月4日には、Intelがニューヨーク州検事総長から「PCメーカーにリベートと引き替えに独占契約を求めた」として提訴されたことを受けて、IntelのオッテリーニCEOが「コンピュータ業界に対するわいろも圧力もキックバックもない」と主張している様子を描いている。

Intel's Inside(NVIDIA)

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