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AMD、13四半期ぶり黒字転換 Intelからの和解金が寄与

» 2010年01月22日 09時09分 公開
[ITmedia]

 米AMDは1月21日、2009年第4四半期の業績が黒字転換したと発表した。13四半期ぶりの黒字となる。

 同四半期の売上高は16億4600万ドルと、前年同期から42%増加した。純利益は11億7800万ドル(1株当たり1.52ドル)。前年同期は14億3600万ドルの赤字だった。主にIntelから受け取った独禁法訴訟の和解金12億5000万ドルが業績に貢献したとしている。

 2009年通期では、売上高は54億300万ドルで、前年の58億800万ドルから減少した。利益面は改善しており、前年は31億2900万ドルの赤字だったのに対し、3億400万ドルの純利益を計上している。

 2010年第1四半期の売上高は、季節的要因により、前四半期よりも減少する見通しだとしている。

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