米Motorolaは1月21日、中国で米GoogleのモバイルプラットフォームAndroid向けのアプリストア「SHOP4APPS」を開設すると発表した。中国の旧正月(2010年は2月14日)から、中国で発売するMotorola製の新スマートフォンで利用できるようになるという。
また、これらの新Android端末では、検索エンジンを中国のBaiduを含む複数の企業製品から選択できる機能を追加したことも発表した。
SHOP4APPSは中国のAndroid端末ユーザー向けのMotorola独自のアプリストアで、Androidアプリの開発者はMotorolaの開発者プログラム「MOTODEV」を通じてアプリを中国のユーザー向けに販売できる。同日からアプリの登録を受け付けている。
発表文には中国の通信キャリアChina Telecomからのメッセージとして「Motorolaの新スマートフォンXT800 Zhishangを販売することで、当社は中国人民にAndroidのモバイル体験を提供できる」とあり、またChina Unicomからのメッセージとして「中国で携帯電話を通じて自分を表現することが増えている今日、中国人民にとってアプリやサービスをスマートフォンに追加できる機能は重要だ。われわれ自身の検索サイト、チャットサービス、ゲームなどを選択できる携帯電話が必要だ」と記されている。
米Reutersなど複数のメディアによると、Googleと中国政府との関係悪化の影響で、1月20日に予定されていたMotorolaのAndroid携帯の発売が延期されている。
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