ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Chrome OS搭載マシンは2011年前半リリース AcerとSamsungから

» 2010年12月08日 07時28分 公開
[ITmedia]

 米Googleは12月7日、WebオンリーOS「Chrome OS」を搭載したPCが2011年前半に登場すると発表した。

 同社は昨年Chrome OSを発表し、2010年後半に同OSを搭載したNetbookが登場するとしていた。しかし当初の予定には間に合わず、2011年前半の登場となる。AcerとSamsungが搭載機をリリースし、ほかのメーカーもそれに続く予定だ。

 Chrome OSは現在、ユーザーからのフィードバックが必要な段階にあるという。Googleはフィードバックを募るため、パイロットプログラムを実施し、資格のあるユーザーや開発者、学校、企業などにChrome OS搭載のテスト用ノートPCを配布する。米国から開始して、ほかの地域にも拡大する予定だ。

 テスト用PCはノーブランドマシンで、12.1インチディスプレイ、フルサイズキーボード、タッチパッド、Verizon Wirelessの3G回線に接続できるモジュールを搭載し、バッテリー駆動時間は8時間。

 またGoogleはWebアプリストア「Chrome Web Store」をオープンした。現時点では米国からのみアクセスできるが、来年前半にほかの地域にも拡大する計画。Chromeブラウザの利用者が、今年4000万人から1億2000万人に3倍に増えたことも明らかにした。

関連キーワード

OS | Google Chrome | Chrome OS | Google | Chrome OS搭載PC | テスト | Acer | Samsung


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.