シマンテックは3月30日、同社のウイルス対策/パーソナルファイアウォールソフト「Symantec Norton Internet Security 2004」に存在するセキュリティホールを修正する日本語版パッチの提供を開始した。
このセキュリティホールは、同ソフトが用いるActiveXコンポーネントに起因するもので、悪意ある攻撃者が、リモートから任意のコードを実行させることも可能な深刻なものだ。米NGSsoftwareが問題を指摘し、3月19日にアドバイザリとともに英語版パッチが公開されたが、日本語版パッチの公開は遅れていた。
シマンテックが更新した情報によると、この日本語版パッチはLiveUpdateを通じて入手できる。同社は当初、Norton Internet Security 2004用の日本語版パッチの提供を4月2日としていたが、3日前倒ししてのリリースになる。
また、Symantec Norton AntiSpam 2004の修正パッチについても、当初予定の4月14日より早まり、4月10日に提供される見込みという。
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