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» 2005年02月23日 00時00分 公開

ビジネスで爽快な「出し抜き感覚」が得られるデスクトップ検索ソフト「ConceptSearch」 (1/3)

インターネットを検索すれば必要な情報が得られると誤解している人が多い。しかし、真に重要な情報は案外自分のクライアントPCの中にこそあるものだ。この手元の情報を、効率よく、スマートに検索できるのが「ConceptSearch」だ。

[竹村譲,ITmedia]

 「企画」と聞いて、一般の人々はすぐに競争力のある新しい戦略的商品開発のための「商品企画」や、クライアント先の販売量を伸ばすための工夫である「販売企画」などに携わっている人たちだけを頭に浮かべる傾向が強い。

 それは間違ってはいない。だが、それは「企画」という言葉のほんの一部分を捉えているに過ぎない。財布のひもの堅いワイフを口説いて、念願のオーディオシステムやクルマをゲットすることも、過去のトレンドを詳細に分析し、彼女好みのレストランを探し当て、破綻のないデートのレシピを作り上げ、無事に次回の約束をとりつけることも、すべて「企画力」の範疇(はんちゅう)になる。そこに「前向きな熱意」と「優しい心遣い」が必要なことも、ビジネスと共通する点だ。

 今から20年ほど前まで――「情報武装」という今ではすっかり古臭くなってしまった言葉が登場するまでは、こうした「企画」をまとめ、相手を納得させるためには、「勘」と「度胸」、そして「経験」といった、アナログで、計測不可能な個人的資質が重視されていた。今でもそれを100%否定するものではないが、現代のビジネス社会ではとてもそれだけでは乗り切れない。

 現代のビジネス社会で求められるのは、誰もが納得する「客観的なデータ」を積極的に活用し、“事実”が裏づけになって構築された「確実性」の高いビジネスモデルを構築することだ。客観性の重みによってこそ、社内の同僚や上司、最終的には顧客を論理的に説得することができるのである。

 およそ「企画」と名の付くすべてのことを成功に導く鍵は、客観的な「情報の活用」と「熱意」、「心遣い」だ。中でも特に重要なのは、「情報の活用」の方法であり、その原材料となる洗練された「情報の塊(かたまり)」の在処(ありか)を見つけることだ。

洗練された「情報の塊」はどこにあるか?

 この情報については、大きく分けて2つのタイプがあると考えられる。国や専業の企業が提供する調査資料など外部に依存する「外部情報」と、自分の所属する会社や団体など、内部にある比較的小さなグループで生成される「内部情報」だ。

 分かりやすく言えば、前者はインターネット上で得られるようなデータで、後者は、イントラネットや自分のパソコンのハードディスクの中に存在するデータである。インターネットが広く普及した昨今では、ビジネスに必要な情報は、「外部情報」=ネット上のどこかで必ず見つかるような錯覚を持っている人も多いだろう。

 しかし、インターネットに接続することのできるすべての人が、分け隔てなくWebで情報発信できる民主主義的なIT社会では、そこで得られる情報もまさに「玉石混淆の世界」だ。それらの情報の優劣や真偽は、その道のスペシャリストでもない限り、判別することが難しいだろう。検索エンジンを活用し、表面的なネットサーフィンだけで、大した労力なく収集できる「外部情報」は、短時間で目的を達成でき、安価な半面、真偽の判断が難しいのだ。

 一方、比較的限られた情報発信者から生み出された「内部情報」は、ネット上の情報ほどバラエティに富むことはないが、そのデータは過去の実績や経過に基づいた客観性の高いモノが多い。過去の会議の議事録や、客先へのプレゼンテーション資料、販売実績など表計算ソフトの出力データなどがその代表例だろう。

 中でも関係ある人とのコミュニケーションの結果でもある「eメールのログファイル」は、内部だけではなく、比較的広範囲の外部との交渉の結果や時間的プロセスを確実にトレースできる「重要情報の塊」だ。

 調査会社のガートナー社のレポートによれば、ビジネスピープルが1日にやり取りするeメールは平均65.8通、1年に約1300通以上になると報告している。これはビジネス面でも無視できない超重要なデータの塊だろう。

 既に、eメールや各種文章ファイルの総量は、ビジネスの現場で扱う情報の80%以上を占めるに至っているという。これは、今後、目的とする「テキスト情報」のスピーディな検索・活用が、いかにビジネスの確実な展開や個人の生産性向上にとって重要であるかを証明している。

ConceptSearchは通常の検索ツールとなにが違う?

 ジャストシステムの開発した「ConceptSearch」は、すべての営業・企画、研究に携わる個人、そして、より多くの一般的な「人とコミュニケーションをとる必要のあるビジネスピープル」に向けた新しい商品だ。

デスクトップ検索ソフト「ConceptSearch」
ConceptSearchのユーザーインタフェース。目的の情報を素早く検索・確認できるように、検索条件入力画面(左上)、検索結果一覧画面(右上)、文書ビューア画面(下)の3ペイン構成となっている

 同社は、既に企業内で組織の一員として働くチームプレイヤーのための上位商品として「CenceptBase Search」を発売している。今回のConceptSearchは、その経験やテクノロジーをそのまま生かし、個人レベルでの使い勝手を付加し、個人のための「情報検索・活用ツール」として最適化したモノだ。

 最近、海外では個人のPC内部のハードディスクに保存された情報検索・活用にフォーカスした「デスクトップサーチ市場」が高い注目を集めており、国内市場でも既に幾つかの製品が紹介されている。その有用性から見て、今後はプレゼンテーションソフトなどと同じように、ビジネスピープルにとっては必携のツールになっていくことだろう。

 だが、ジャストシステムのConceptSearchと他社製品との差は、その明快な商品哲学と、上位商品での販売経験と導入稼働実績、同社における長年の自然言語処理分野での先行的研究とその蓄積にある。

 ConceptSearch搭載の検索エンジンの元となった同社の「ConceptBase」は既に2100社の企業に採用され、135万ものクライアントに利用されている。国内のナレッジマネジメント市場において、最も高い実績と、最大の市場占有率を持つシステムだ。そして、ConceptSearchは、既にビジネスの現場において実績のあるシステムの基本部分をそのまま活用し、他社が採用しているブラウザベースの操作環境ではなく、より個人が使いやすい、きめの細かな操作環境をクライアント上のデスクトップアプリケーションとして実現したものだ。

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