今回発表されたのはQosmioのラインアップでミドルレンジからバリュークラスに位置する製品。先日発表されたハイエンドモデル「dynabook Qosmio G20」が高輝度(500カンデラ平方メートル)な17インチワイド液晶ディスプレイを搭載していたが、今回発表された「Qosmio G10/390LS」もミドルレンジながら同じ高輝度17インチワイド液晶ディスプレイを搭載。
ほかにも「Qosmio F10/390LS」が450カンデラ平方メートルの15.4インチワイド液晶を、バリュークラスの「Qosmio E10/375LS」に至っては15インチ液晶ながら600カンデラ平方メートルという超高輝度パネルを搭載している。
今回発表された夏モデルの高画質エンジン「Qosmio Engine」には、最上位モデルで採用されたものと同様に、新たに取り入れられた「モーションエッジスムージング」「3次元フレームノイズリダクション」をサポート。QosmioPlayerでテレビ画像を表示した場合に、動きのある映像でもジャギーが軽減され、同系色が広く分布している背景のざわつき感が抑えられる(Qosmio E10シリーズはモーションエッジスムージングのみが追加)。
各シリーズとも、筐体のデザインは従来製品と同様。チップセットやグラフィックス機能、スピーカーやインタフェースの構成なども従来モデルと同じだが、CPU(Qosmio E10シリーズのみ)やメインメモリ容量(Qosmio F10/E10)、HDD容量(Qosmio F10/E10)がアップ。QosmioPlayerで利用できるHDD領域の容量もこれまでの5Gバイトから20Gバイトと増加している。
型番 | dynabook Qosmio G10/390LS | dynabook Qosmio F10/390LS | dynabook Qosmio E10/375LS | dynabook Qosmio E10/370LS |
CPU | Pentium M 725 | Celeron M 360 | ||
メモリ | PC2700/512Mバイト | |||
HDD | 80Gバイト×2 | 100Gバイト | ||
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層対応) | |||
TVキャプチャー | ハードウェアMPEG-2 | |||
グラフィックス | GeForce FX Go5700 | Intel 852 GM | ||
無線LAN | IEEE802.11b/g | - | ||
スロット | PCカードTypeII×2、3in1メモリスロット | PCカードTypeII×1、3in1メモリスロット | ||
主なインタフェース | USB2.0×4、IEEE 1394、S-Video出力、D映像出力など | USB2.0×4、IEEE 1394、S-Video出力など | ||
OS | Windows XP HomeEdition SP2 | |||
サイズ | 406(幅)×37.5〜43.5(厚さ)×285(奥行き)ミリ | 373(幅)×43.1(厚さ)×285(奥行き)ミリ | 338(幅)×43.1(厚さ)×285(奥行き)ミリ | |
重さ | 約4.4 キロ | 約3.9キロ | 約3.6キロ | |
ディスプレイ | 17インチワイド(1440×900ドット) | 15.4インチワイド(1280×800ドット) | 15インチ(1024×768ドット) | |
実売予想価格 | 約27万円 | 約24万円 | 約21万円 | 約19万円 |
発売予定日 | 4月下旬 |
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