ASUS JAPANは2025年末、「ROG Matrix GeForce RTX 5090」というグラフィックスカードを発売した。ASUSTeK Computer(ASUS)のグラフィックスカード事業30周年を記念した数量限定モデルで、国内での実売価格は75万円前後という価格設定も含め、自作PC市場において大きく注目を集めたことは記憶に新しい。
数量限定であることに価格設定も相まって、個人では購入のハードルが少し高そうな本製品だが、「記念モデルだけどうしても手に入れたい……!!」「欲しいけど、値段が値段だからどういう製品なのか見極めてから考えたい」という人もいるだろう。
そんな中、ASUS JAPANから「ROG Matrix GeForce RTX 5090を試してみないか?」と声がけいただいた。せっかくの機会なので、いろいろな角度からチェックしてみよう。
手始めに、ROG Matrix GeForce RTX 5090の外観をチェックしていこう。
外装パッケージには、NVIDIAのGeForce搭載製品ではおなじみのグリーンのタグラインが入っている。
GeForce RTX 5090を搭載している製品は本体が大きく、その分パッケージも大きくなりがちだ。その点で本製品もご多分に漏れず、撮るだけでも結構大変だったりする。スマートフォンと並べて撮ってみたが、見比べればその大きさが良く分かるだろう。
外装パッケージの中には、ROG Matrix GeForce RTX 5090の入った特製の内箱が隠れている。本製品の形状に合わせて作られており、部屋に飾っておきたいくらいに格好いい。
この特製ボックスに付いているマグネットで留められた帯を引っ張ると、本製品が姿を見せる。
限定モデルということもあり、ROG Matrix GeForce RTX 5090の本体はROG(Republic of Gamers)ブランドのイメージカラーでもある赤をあしらったオリジナルクーラーを搭載している。この赤色は「深紅」というよりは「朱色」に近いもので、金属感や高級感のある仕上げだ。
クーラーのファンは合計4基構成で、上向きに1基、下向きに3基を備えている。
GeForce RTX 5090の定格消費電力(TGP)は575Wだが、本製品はオーバークロック(OC)モデルということであり、最大消費電力が800Wとなっている。ただし、この最大消費電力で駆動するには、補助電源として通常の12V-2x6コネクターに加えて、ASUSの裏面配線設計「BTF(Back-To-the-Future)」用の電源コネクターから“も”給電を受ける必要がある。
「最大800Wとか、過剰じゃないか?」と思うかもしれないが、定格動作をするGeForce RTX 5090でも、負荷が大きくなると瞬間的に消費電力が595Wを超えることがある。800W給電を可能とすることで、ブースト(オーバークロック)時の動作をより長く、安定して行えるようにしているのだ。
なお、本製品のクーラーには液体金属やベイパーチャンバーも用いられている。本来であればかなり発熱するであろうGeForce RTX 5090を、快適かつ安定して動作させられるように“力を入れた”製品だともいえる。
なお、BTF用電源コネクターは着脱可能で、必要に応じて取り付ける形となっている。外観を重視する場合は1つのコネクターから給電を受けて、パフォーマンスと安定性を重視する場合はBTF用コネクターも取り付けて2つのコネクターから給電を受ける――そんな使い分けも可能だ。
続いて、ROG Matrix GeForce RTX 5090の付属品も紹介していこう。
先述の通り、ROG Matrix GeForce RTX 5090の補助電源端子は12V-2x6コネクターが基本だ。そのため、同コネクターを持たない電源ユニット用に旧規格の「8ピン×4」構成の変換ケーブルが付属する。8ピンコネクターは1基当たり最大150Wの電源供給が可能なので、「150W×4=600W」と、GeForce RTX 5090を動かすには十分な電力を確保できる。
その他、ケーブルを留めるタイや重量級のグラフィックスカード本体を固定するためのステーといった“実用的な”付属品も用意されている。
本製品で特徴的な付属品として、歴代のASUS製グラフィックスカードがデザインされたトランプや、基板をイメージした定規も封入されている。
特別なパッケージもそうだが、これら付属品も部屋の一角に飾りたいアイテムだ。
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