MozillaはオープンソースのWebブラウザFirefoxとメールクライアントThunderbirdをそれぞれ1.5.0.4にアップデートした。Mac版Thunderbirdは初のユニバーサルバイナリ対応。いずれもWindows、Linux、Macプラットフォーム向けがあり、日本語版も提供されている。
Firefoxの最新版では安定性の向上とセキュリティ関連のフィックスが行われた。Thunderbirdも同じ。
Thunderbirdはユニバーサルバイナリとなったことで、Intel Mac上でネイティブスピードで動作するようになった。ただし、新着メール通知音はIntel Macでは動作せず、次期バージョンで修正する予定だという。
Firefox、Thunderbirdともに、セキュリティ関連では「重大」を含む12個の脆弱性がフィックスされた。addSelectionListener使用時の権限昇格、crypto.signText()のバッファオーバーフローなど5件が重大な脆弱性とされていた。
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