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» 2014年02月17日 11時15分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:“XP乗り換え需要”で512バイトセクタHDDの人気が上昇中 (1/4)

物理フォーマットが512バイトセクタのHDDやPCI Express x1接続のグラフィックスカード、ECC対応の高速DDR3メモリなど、ピンポイントで需要があるパーツをチェック。

[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「ここにきてXP乗り換え需要が加速しています」

og_akiba_001.jpg パソコンショップ・アークでみかけた6TバイトHDDのPOP

 2月初旬、HGSTからSATA HDD最大容量の6Tバイトモデル「Ultrastar He6 HUS726060ALA640」が登場した。空気より軽いヘリウムガスを封入することで大容量化したモデルで、価格は6万5000円弱。初回入荷がごく少数ということもあり、現在は再入荷待ちのショップが多い。

パソコンショップ・アークは「まだ容量単価が高いので一般的なヒットはしていませんが、ハイエンド好きな人やSATAポートやベイが限られている中で、できる限り大容量が欲しいという人が探しているようです」と語る。

 こうしたトレンドの中心にはいないが確実に需要が見込める“ニッチヒット”なモデルは、各ショップで独特な存在感を放っている。

 HDDでいえば、6Tバイトモデル以上に、512バイトセクタモデルの売れ行きが好調だ。ソフマップ秋葉原リユース総合館は「ここに来てXP乗り換え需要が加速していまして、バックアップHDDとして512バイトモデルを探している人が増えています。少ないラインアップに需要が集中している感じですね」と話す。

 現在主流の4Kセクタタイプは、XP上で正しく認識されなかったりバックアップソフトが使えなかったりする場合があるため、スムーズに引越しできる512セクタ型が求められているわけだ。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpg ソフマップ秋葉原リユース総合館のHDD価格表。512バイトセクタのHDDは、3.5インチ型の500Gバイトモデル「WD5000AAKX」のみ在庫していた。価格は5680円だ(写真=左)。同店では、ノバックのHDDバックアップソフト付きHDDアダプタ「SATA HDD/SSDかんたん丸ごとバックアップKIT USB3.0 決定版」もXP乗り換え特需で売れているという。価格は3980円(写真=右)

 グラフィックスカードでは、PCI Express x1接続モデルも一定のニーズがある。先週登場した玄人志向の「GF-GT610-PCIEX1-1GB/LP」はGeForce GT 610を搭載したモデルで、「x16スロットがなかったり、すでに埋まっていたりするマシンに挿せるカードを探しているという方は一定数いらっしゃいます。AGP 8xを探している人はさすがに少なくなっていますが、PCI Express x1タイプは現役感ありますよ」(パソコンショップ・アーク)とのことだ。価格は7000円弱。

 メモリの新製品では、キングストンのECC対応DDR3-1866モデル「KVR18E13/8」がニッチヒットを期待されていた。容量8Gバイトの1枚タイプで、パソコンハウス東映の価格は1万1480円だった。同店は「Mac Proのメモリ増設に買っていく人がいるんじゃないかとみています。最近はMacユーザーの方の来店も普通に増えていますし、わりとニーズがあるんじゃないかと思いますね」と話していた。

og_akiba_004.jpgog_akiba_005.jpg 玄人志向「GF-GT610-PCIEX1-1GB/LP」(写真=左)。キングストン「KVR18E13/8」(写真=右)

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