Surface Pro 3発売! アキバでの評判は?古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2014年07月22日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「これから伸びそう」――Surface Pro 3の売れ行き

 7月17日、Windows 8.1 Proを搭載するマイクロソフトのタブレット端末「Surface Pro 3」が売り出された。ラインアップは4種類あり、最上位のCore i7/SSD 512Gバイトモデルが22万円弱、Core i7/SSD 256Gバイトモデルが18万円弱、Core i5/SSD 256Gバイトモデルが15万円強、Core i5/SSD 128Gバイトモデルが12万円強となる。Core i7搭載の2モデルは品薄だが、Core i5モデルは比較的在庫が安定している。

TSUKUMO eX.の入り口付近にあるSurface Pro 3コーナー

 Surface Pro 3は2160×1440ピクセルの12型液晶を搭載し、新たに無段階の角度調節が可能なスタンドを採用している。前モデルの「Surface Pro 2」よりも軽量化しており、本体重量は約800グラム。サイズは292.1(幅)×201.4(奥行き)×9.1(高さ)ミリで、より薄くなっているのも特徴だ。Office Home and Business 2013をプリインストールし、バッテリーは約9時間持つ。

 発売前から話題になっていた端末で、17日から各ショップの売り場は盛り上がっている。ただし、飛ぶように売れるという状況ではないようだ。

 TSUKUMO eX.は「前のSurface Pro 2が(2013年10月に)登場してから半年程度しか経っていないですからね。投入間隔が短すぎて乗り換え需要が起きず、新規のお客さんが買い手の中心になっている印象を受けます。モノとしてはとても優秀なので、これからはPro 3からSurfaceに入るという人も増えると思います。じわじわ伸びていくんじゃないでしょうか」と話していた。

マイクロソフト「Surface Pro 3」。TypeCoverは別売り(1万4000円前後)

 また、同店では3200×1800ピクセルの14型IGZO液晶を採用したRazerのゲーミングノート「RAZER BLADE」も話題になっていた。19日に33万円弱で売り出されている。Core i7-4702HQとGeForce GTX 870M、256GバイトSSDを採用しており、重量は約2.03キロ、バッテリー駆動時間は約6時間となる。

 「ゲーミングながら本体がそこそこスリムで軽いので、ホームモバイルで使うのもありかなと思います。ただ、発熱がけっこうあるので、ヒザの上に直乗せは止めたほうがいいかも」(同店スタッフ)。

Razer「RAZER BLADE」

 そのほか、ZOTACから球状の小形ベアボーン「ZBOX OI520」が売り出されており、こちらも展示機が注目を集めていた。球状のケース内中央に小形マザーが固定されており、Core i5-4000Uをオンボードしている。DDR3Lメモリスロット2基とmSATAスロット1基、9.5ミリ厚対応の2.5インチベイ1基を備える。価格は6万5000円前後だ。ソフマップ秋葉原リユース総合館は「ユニークな形状ながら、mSATAとSATAが使えますし、拡張性は十分ありますね。発売直後なので売れ行きの判断はこれからになりますが、期待したいですね」と話していた。

ZOTAC「ZBOX OI520」

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