2025年末ごろからメモリの価格高騰に始まり、NVMe SSDの値上がりや、果ては銅のような材料価格の上昇など、ここ3カ月ほどでPCを取り巻く環境が激変している。
これらの影響を受け、各PCメーカーも価格改定の実施/検討を進めている。個人であれば、今使っているPCが故障しない限りは買い控えるような選択ができるが、法人はそうもいかない。業務効率化や新入社員のためにも、価格が高騰していようとPCの買い替えや調達を止めることは難しい。
ただ、調達するにしても年度の予算は限られている。「できる限り調達コストを抑えたいが、スペックには妥協したくない」というジレンマは誰もが経験することだろう。
今回は、そんな悩みを抱えるビジネスユーザーに1つの解決策を提案してみたいと思う。それが中古品や新古品のPC導入だ。
これまで耐用年数が過ぎた資産を売却したことはあっても、中古品を会社資産として新たに購入したという経験を持つ人は少ないのではないだろうか。中古品や新古品のPCをビジネス用として導入することは、果たして有効な選択肢なのだろうか。検討していこう。
筆者はメインPCを「ThinkPad P14s Gen6 AMD」とeGPU/Thunderbolt 4ドッキングステーションを組み合わせた環境で利用している。当初は自宅内で持ち運ぶことを想定しての構成だったが、最近は副業で外出する頻度が増えてきた。
そのままThinkPad P14s Gen6 AMDを持ち運べばいいのだが、外出の度に周辺機器を取り外すのはおっくうで、さらにメイン環境を高頻度でシャットダウンすることを避けたいという気持ちを抱くようになった。
であれば、持ち運び用の軽量モバイルノートPCを調達しようと思い立ったのだが、年末に保守用のNVMeやLLMサーバ用のGPUを追加調達したため、新品を購入する予算がない。
そもそも購入検討した時期が12月だったこともあり、仮に新品を購入しようとしたとしても、自分が欲しいPCの在庫がない、納期が3カ月以上先など、あまり現実的ではなかった。
そこで、ふと検証用のサーバやネットワーク機器を中古で買っているのであれば、PCも中古品で良いのではないか、という考えにたどり着いた。
デスクトップPCの前に座る時間が減った筆者、モバイルワークステーション「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」を購入する
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