中古品や新古品の導入を検討してネットでリサーチを重ねると、それらを扱うショップは数多く、掘り出し物も含めて調べれば調べるほど選択肢の幅が広がっていく。
とはいえ、CTO(Configure To Order:注文時にパーツをカスタマイズする受注生産方式)と違って、注文時にパーツ構成を選ぶことはできない。例えば、CPUは要件をクリアしているが、メモリが足りないなど、ミスマッチな個体ももちろん出てくる。
ここで「安いから」という観点だけで購入を急ぐと、導入後にスペックが不足して後悔することになりかねない。よって中古品や新古品の導入を進める際は、必ず妥協できるスペックの下限値を設定した上で製品を選定するようにしたい。
今回筆者は下記のようなスペック下限値を設けて機種選定を行った。
このスペック下限値を元に筆者はアウトレット新品/中古PCを取り扱っている加賀マイクロソリューションズで、dynabook RJ74/LYの新古品を選定、購入するに至った。
スペックは下記の通りで、スペック下限値をクリアしつつ新品で購入するよりはるかに安い金額で調達できた。
メーカー保証はないが、新品とほぼ変わらない状態で購入できた点は非常に大きい。
今回、筆者は加賀マイクロソリューションズを利用したが、他にもパソコン工房やドスパラ、イオシス、おっと サーバ店など、中古PCを取り扱うショップが数多くあるため、スペック下限値をクリアしつつ、予算内に収まるショップを選ぶと良いだろう。
ECの利用を想定して紹介しているが、東京・秋葉原に足を運べる人であれば、実店舗を回ると掘り出し物に巡り合える可能性があるので、時間に余裕があれば見て回るのも手だ。
また、複数台の調達を検討している場合、法人向けの大口注文に対応しているショップもあるため、臆せず問い合わせてみよう。
先ほど中古/新古品を取り扱うショップを主に紹介したが、最近ではメーカーが直販でアウトレット品を取り扱っているため、そちらもおすすめだ。
例を挙げると、富士通WEB MARTやLenovoのアウトレットセール、Dynabook Directオンラインストア、日本HPのアウトレットセール、マウスコンピューターのアウトレットパソコンなど、多くのメーカーがアウトレット品をお得な値段で販売していることが分かる。
また、業務でMacBookが必要な場合はAppleの認定整備済品を利用すれば新品より安く購入できる。
ただし、中古/新古品を取り扱うショップと同じく在庫限りであることや、メーカー直販ということもあって知名度が高く、在庫がすぐになくなる傾向にある。中古/新古品を導入する場合、社内の決裁を手早く済ませる必要があるため、その点は注意しておこう。
Windows 10のサポート期限が切れたPCのリプレースが済んでいないビジネスユーザーや、これから4月の新入社員向けの端末を用意する必要がある中で、調達コストの高騰は情シスの大きな悩みの種となっている。
特に中小規模の企業であれば、調達コストを抑えた状態の良い中古品や新古品は十分検討の余地があると筆者は考える。次期PCの調達先として、中古品や新古品も一度検討してみるのもいいだろう。
デスクトップPCの前に座る時間が減った筆者、モバイルワークステーション「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」を購入する
ゲーミングPCを売ってください――ソフマップが異例の呼びかけ 背景は?
メモリが深刻な品薄&高騰状態に
メモリの価格上昇が一段落、枯渇していた「RTX 5090」も再入荷 止まらぬパーツ高騰の合間に訪れた一時の平穏
ミニPCに外付けGPUを接続できる! 約1.2万円のOCuLink拡張ドック「DEG1」、MINISFORUM AI X1で試したCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.