「Windows 10 Readyスマホ」と「ユニバーサルアプリ」を推進するMicrosoftiOS/Android/Windowsで使える薄型キーボードも公開(1/3 ページ)

» 2015年03月03日 00時00分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 米Microsoftは3月2日(欧州時間)、スペインのバルセロナで同日開催された「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」において報道関係者向けの発表会を行った。

 同社は1月にスマートフォン向けOSの最新バージョンにあたる「Windows 10 for phones and tablets」のプレビュー版を初公開したが、今回の発表会では昨年2014年に買収が完了したNokiaの携帯端末部門の新製品発表と合わせ、新OSのハイライトが紹介された。

Windows Phone 8.1端末はすべて「Windows 10 Ready」へ

 まずは米Microsoftデバイス部門担当 上級副社長のスティーブン・エロップ氏により、Microsoft Mobile(旧Nokia)の最新Winows Phone製品2機種が発表された。

米Microsoftデバイス部門担当 上級副社長のステファン・エロップ氏

 カテゴリとしてはミドルレンジ向けで、Snapdragon 400シリーズプロセッサを搭載した「Lumia 640」「Lumia 640 XL」の2機種となる。ディスプレイのサイズはそれぞれ5型、5.7型とやや大きく、3G対応版、4G LTE対応版、デュアルSIM対応版など複数のコンフィグレーションが存在する。

 価格はLumia 640の3G対応版が139ユーロ(約1万8700円)、4G LTE対応版が159ユーロ(約2万1400円)と安く設定されており、Lumia 640 XLの3G対応版が189ユーロ(約2万5400円)、4G LTE対応版が219ユーロ(約2万9400円)となる。欧州以外の地域での価格や発売時期は不明だが、すでに提携先の販売キャリアは発表され、エロップ氏によれば間もなく提供される予定とのこと。

 当初はWindows Phone 8.1端末として発売されるものの、Windows 10の提供が開始される今年後半にはそのまま新OSへとアップグレードが可能だ。今回の2機種に限らず、「現在Windows Phone 8.1が利用可能なデバイスは、すべてWindows 10にアップグレードが可能」とMicrosoftでは説明しており、提供スケジュールについて今後正式にアナウンスされることだろう。

 なお、Windows 10発売のタイミングでLumiaシリーズのフラッグシップ製品が市場投入されると、エロップ氏は予告している。Lumia 900シリーズまたは1000番台の製品とみられるが、Windows 10 for phones and tabletsを搭載した小型タブレットと合わせ、今年後半の製品ラインアップに期待したい。

新製品の「Lumia 640」を発表。ミドルレンジ向けのスマートフォンで、デュアルSIMや4Gに対応し、139〜159ユーロのレンジで販売される
Lumia 640のディスプレイが5型なのに対し、「Lumia 640 XL」は5.7型の大画面を搭載し、インとアウトのカメラもLumia 640の800万画素から1300万画素に強化されている
Lumia 640/640 XLを購入したユーザーには、Office 365の1年間サブスクリプションが付与され、さらに追加でPCまたはタブレットでのOffice 365の利用が可能になる
現在Windows Phone 8.1が提供されているすべてのWindows Phoneデバイスは、「Windows 10」のアップグレードが可能だ
Lumia 640/640 XLを販売する提携キャリアも発表
今回発表されたLumia 640/640 XLのサイズ比較。従来のWindows Phoneでは6型が最大サイズだったことを考えると、640 XLの5.7型はほぼその最大サイズに匹敵する
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