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» 2015年09月01日 16時00分 UPDATE

ホワイトのカラバリ拡充も:EIZO、“世界初”フルフラット/フレームレスデザインの27型ディスプレイ「FlexScan EV2750」

超狭額デザインのディスプレイを推進するEIZO。ついに4辺全てがフレームレスでフルフラットな設計のモデルが登場した。

[ITmedia]

4辺全てフレームレスでフルフラットな表面のディスプレイが登場

 EIZOは9月1日、エコとエルゴノミクスに配慮したPC用ディスプレイ「FlexScan EV」シリーズの新機種として、世界初となるフルフラット/フレームレスデザイン採用の27型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2750」を発表した(2015年9月1日時点でのコンピュータ用カラー液晶ディスプレイで世界初。同社調べ)。

 ボディカラーはブラック(EV2750-BK)とホワイト(EV2750-WT)を用意する。従来の同社製ディスプレイに採用されていたセレーングレイは省かれた。

FlexScan EV2750 EIZO「FlexScan EV2750」

 発売日は2015年9月11日の予定。同社直販のEIZOダイレクトでは先行販売を行い、9月1日に受注を開始し、ブラックは9月3日、ホワイトは10月1日からの出荷予定だ。価格はオープン、直販価格は11万1024円となる(税込)。

 最大の特徴は、ディスプレイのベゼル幅が4辺全て1ミリ、その内側にある非表示エリアを含めても約6.7ミリ(下辺は約15.3ミリ)という超狭額のフレームレスデザインを採用していることだ。2014年9月発売の24.1型/23.8型モデル「FlexScan EV2455/EV2450」は3辺(上と左右)がフレームレスだったが、EV2750は下辺も同様のデザインになり、ボタン類や外光センサーの溝、EIZOロゴの突起などがない、フルフラットなデザインに仕上がっている。

 液晶パネル部は、本体下部のタッチセンサー式ボタン、外光センサー、EIZOロゴまで完全に覆った一体成形になっており、画面への没入感向上やマルチディスプレイ環境に適しているほか、フレームの段差がないため、隙間にほこりがたまりにくく、掃除しやすいというメリットもある。各ボタンは印字を省いたシンプルなデザインで、押すと直上に各ボタンの操作ガイドを表示する仕組みだ。

FlexScan EV2750
FlexScan EV2750 従来の27型モデルとの比較。EV2750はディスプレイのベゼル幅が4辺全て1ミリ、その内側にある非表示エリアを含めても約6.7ミリ(下辺は約15.3ミリ)という超狭額デザインだ
FlexScan EV2750 実機を撮影。このように液晶ディスプレイ正面はフルフラットなデザインで、EIZOロゴも表面を覆うパネルの内側にある
FlexScan EV2750 特に非使用時の状態では、フレームレス、フルフラットなデザインのインパクトが大きい
FlexScan EV2750 マルチディスプレイでも狭額縁デザインは有用だ

 背面もノイズレスな外観を採用。取っ手の周辺やインタフェース類の溝に、通風口やステレオスピーカーをうまく隠して配置している。持ち運び用の取っ手、ワンボタンでスタンドを外せるクイックリリース機構も備え、使い勝手に配慮した。また、従来機と比較して台座の奥側にスタンドを立てることで、手前側のスペースを広く使えるよう設計を見直している。

FlexScan EV2750FlexScan EV2750 背面もノイズレスなデザイン(写真=左)。台座部に装着する赤いリングはケーブルを束ねるためのもので、デザインのアクセントになっている。台座の奥側にスタンドを立てることで、手前側のスペースを広く使えるよう設計されている(写真=右)

 画面位置は上35度/下5度のチルト、左右で344度のスイベル、155ミリ範囲の高さ調整が可能だ。画面を回転させての縦位置表示機能もあり、左右どちらにも90度回転できる。本体サイズは611.6(幅)×245(奥行き)×390.2〜545.2(高さ)ミリ、重量は約7.9キロだ。

FlexScan EV2750 柔軟な画面の位置調整が可能。縦位置表示の機能は、画面の右回り、左回りの両方に対応する

 疲れ目対策機能としては、LEDバックライトの明滅に起因するちらつきを抑制するハイブリッド調光(EyeCare調光)方式、自動調光機能のAuto EcoView、ブルーライトカット機能(Paperモード)、映り込みを和らげるノングレア仕様を採用する。

 液晶パネルはIPS方式を採用。解像度は2560×1440ピクセル、最大輝度は350カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1、視野角は上下/左右で各178度、応答速度は5ms(中間階調域)、最大表示色は約1677万色(10ビットLUT)だ。

 映像入力はDVI-D、DisplayPort、HDMIの3系統を搭載。2つの入力端子からの映像を横に並べたPicture By Picture表示が可能だ。USB 3.0のハブ機能(アップ×1、ダウン×2)、出力1ワット+1ワットのステレオスピーカー、ステレオミニの音声入出力も備える。消費電力は最大67ワット、標準22ワット、節電時/待機時0.5ワット以下だ。

FlexScan EV2750 3系統の映像入力、USB 3.0ハブ機能、ステレオスピーカーなどを備える
FlexScan EV2750 2つの入力端子からの映像を横に並べたPicture By Picture表示に対応する

 なお、EV2750はEIZOが同日発表した「無輝点保証」に対応しており、購入から6カ月以内に液晶ディスプレイ表示に輝点が発生した場合、液晶パネルの無償交換サポートが受けられる。また、新たに追加された純正オプションの耐震ゴム「FSTG2」も装着可能だ。FSTG2接着時は、震度6相当の揺れに耐えるという。

医療やデザインの現場に好評なホワイトモデルを拡販へ

 EIZOは9月1日、24.1型ディスプレイ「FlexScan EV2455」と23.8型ディスプレイ「FlexScan EV2450」の2機種に、ホワイトのカラーバリエーションを追加し、10月15日に発売すると発表した。モデル名はそれぞれ「FlexScan EV2455-WT」「FlexScan EV2450-WT」となる。価格はオープン、EIZOダイレクトでの直販価格はEV2455-WTが6万2640円、EV2450-WTが4万1040円だ(税込)。

FlexScan EV2455-WT/EV2450-WT ホワイトボディを採用した「FlexScan EV2455-WT」(左)と「FlexScan EV2450-WT」(右)

 これまで同社は、ホワイトボディの24.1型モデルであるEV2455-WTをEIZOダイレクト専用モデルとして、2014年9月から販売していたが、清潔感を求めるクリニックなどの医療施設や、製品の外観を気にするデザイン事務所などに好評なことから、直販以外でも販売することにしたという。また、23.8型モデルにもホワイトボディのEV2450-WTを追加し、こちらも販路を限定せずに展開する。

 同社は前述した27型モデルのEV2750にも同様のカラーを採用しており、フレームレスやノイズレスのデザインとともに、液晶ディスプレイの外観にこだわるユーザーへの訴求を強化している。

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