GeForce GTX 1080カード登場も、直前で入荷数がダウンの怪古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2016年05月30日 20時07分 公開

ATXとSFXの中間的な「SFX-L」電源ユニットがデビュー!

 電源ユニットで注目を集めているのは、Lian-Liの定格750ワットモデル「PE-750」だ。規格はSFXよりも奥行きが長い「SFX-L」に準拠しており、上部に12センチファンを搭載している。サイズは125(幅)×130(奥行き)×63.8(高さ)ミリで、価格は税込み2万7000円弱となる。

Lian-Li「PE-750」

 “SFX系”電源としては最大容量を更新するうえ、グラフィックスカード用の補助電源を2系統用意しているなど、小型ながらハイスペックな仕様になっているのが特徴だ。

 入荷したオリオスペックは「補助電源用が2系統あるということは、SLIやCrossFireXの構築も想定しているということです。普通にSFX電源を使う小型ケースだとまず無理な構成ですが、ATXケースで使うこと前提ならうれしい特徴ですよね」と評価する。

 実際、最近は内部スペースを広くするためにATX電源ベイにSFX電源を設置するユーザーが増えているそうだ。「ATX電源ベイに入れるなら厳密なSFXのサイズ制限は不要なわけで、PE-750はまさにそこのニーズを狙っているんじゃないかと思います。もちろん、奥行きさえ許せばSFX電源ベイにも設置できますけどね」という。

PE-750の筐体。青色の補助電源系統が2つあることが分かる

一般的なSFX電源と比べたところ。奥行きの差は搭載できるファンの直径に関わる

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