EIZOは9月28日、27型4K(3840×2160ピクセル)液晶ディスプレイ「FlexScan EV2785」を発表した。価格はオープンで、直販のEIZOダイレクト価格は税込み12万9600円(税込み)。ブラックモデルを11月30日、ホワイトモデルを1月30日に発売する。
60W給電に対応したUSB Type-Cを搭載しているのが最大の特徴。外出時はモバイルノートPC、オフィスでは作業領域の広いFlexScan EV2785と、場所に応じてディスプレイの使い分けを提案したビジネスユーザー向け製品だ。
最新モバイルノートPCで採用例の多いUSB Type-Cポートを搭載することにより、ケーブル1本でノートPCの充電(ACアダプタ)や映像・音声信号をまとめられるため、デスク回りをすっきりと整理できる。また、従来の30Wから60Wまで給電能力が向上したため、モバイルPCだけでなく、MacBook Proなどのハイパフォーマンスノートもケーブル1本で充電できるようになった。
ボディーは4辺狭額縁の「フレームレス・フルフラットデザイン」を採用したほか、3つのパーツが個別に可動する新設計のスタンドも目を引く。昇降範囲は177.9mm、チルト角は上35度/下5度、スウィーベルは344度、さらに画面の縦回転も可能だ。さらにホワイトとブラックの本体色にあわせて各種ケーブルの色も統一されており、オフィスの景観にマッチしやすい。
このほか、FlexScan専用の無償ソフト「ScreenInStyle」にも対応する。アプリケーションごとに表示モードを自動的に変更したり、使用する時間帯に連動してブルーライトカットを制御したりできるほか、機器管理者向けの「Screen InStyle Server」を使うことで複数ディスプレイの一括管理・制御を遠隔から行える。
なお、10月4日から6日まで、インテックス大阪で開催される「関西設計・製造ソリューション展」にて、製品の先行展示(EIZOブース:2号館3-1)が行われる予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.