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» 2017年12月05日 06時00分 公開

山口真弘のスマートスピーカー暮らし:「この部屋に漆黒の闇をもたらして……」とGoogle Homeに命じて消灯してみる (1/2)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はGoogle Homeで家電製品をコントロールできるスマートリモコン「Nature Remo」の設定例を紹介する。

[山口真弘,ITmedia]

 赤外線リモコンで操作可能な家電製品を、「Google Home」から音声でコントロール可能にしてくれるのが「Nature Remo」だ。利用にあたっては、まずスマートフォンから家電製品をコントロールできるように設定し、その後外部サービスを使って、Google Homeと連携させるという手順を踏む。

 前回の記事では、スマホから家電製品をコントロールするための設定手順を紹介した。今回はWebサービスの「IFTTT(イフト)」を使ってGoogle Homeと連携させる手順を紹介しよう。本稿のタイトルの意味については、その後でじっくりと触れたい。

Nature Remo 「Nature Remo」(左)と「Google Home Mini」(右)。この手のスマートリモコン製品としてはかなり小振りなボディーだ
Nature Remo IFTTTにあるNature Remoのアプレット(旧名レシピ)の中には、Google Homeと連携するものが数多く登録されている。今回は取り上げていないが、「Amazon Echo」対応のアプレットも増えつつある

Google Homeに指示→IFTTT→Nature Remo→家電を操作

 Nature RemoとGoogle Homeを連携させるにあたっては、外部のWebサービスであるIFTTTを使用する。IFTTTは複数のWebサービスを連携させられるサービスで、

 例えば「Twitterで“いいね”を付けたツイートを自動的にEvernoteに保存する」とか「Facebookにアップロードした写真を自動的にDropboxに保存する」などといったことができる。

 IFTTTに対応するWebサービスは数多いが(むしろ今どきIFTTTに対応しない著名サービスを探すのが難しいくらいだ)、Google Homeの中の人である「Googleアシスタント」も、漏れなくIFTTTに対応している。

 またIoTデバイスであるNature Remoも、IFTTTとの連携機能を有している。従って、IFTTTを使うことにより、この両者を連携させて、Google Homeにリクエストを送ることで、Nature Remoを操作できるようになるというわけだ。

 設定手順については以下のスクリーンショットをご覧いただきたいが、IFTTTのスマホアプリにログインした後、最初に「this」でGoogleアシスタントを選び、Google Homeに音声で指示するための文章を登録。続いて「that」でNature Remoを選び、どの機器を操作するかを指定する。メニューは全て英語だが、手順をそのままなぞればよいだけなので、特に難しくはないはずだ。

Nature RemoNature Remo IFTTTのユーザー登録を済ませた後、まずは新規設定画面(New Applet)で、「this」をタップ(画像=左)。「google」で検索すると、「Google Assistant」が見つかるのでタップ(画像=右)
Nature RemoNature Remo 「Say a simple phrase」を選び、音声コマンドを登録する(画像=左)。ここでは「部屋の明かりをつけて」と入力。続いて「that」をタップ(画像=右)
Nature RemoNature Remo 「nature」で検索すると、Nature Remoが見つかるのでタップ(画像=左)。アクションを選択する(画像=右)。上位にはエアコン関連のメニューが幾つかあるが、今回は照明を操作するので、「Control home appliances」をタップ。この後、必要に応じてアカウント連携の認証を行う
Nature RemoNature Remo 前回Nature Remoアプリに登録した機器のリモコンボタンのうち、今回の音声コマンドによって押されるボタンを選ぶ(画像=左)。今回は「照明」を「ON」にするボタンを選択。これにより「部屋の明かりをつけて」という音声コマンドを受け取ると、設定したボタンが押せるようになった(画像=右)
Nature RemoNature Remo IFTTTの通知を有効にしていると、アプレットが実行されたときにスマホで確認できる(画像=左)。複数の言い回しを登録することや、アプレットが実行された後の応答を設定することも可能だ(画像=右)
Nature Remo 今回は照明を例に紹介しているが、エアコンの場合、機種と冷房・暖房の種別、さらに温度を指定して信号を送信する形になる。かなりの力技だ

 ちなみに上記のような、「this」と「that」の組み合わせをアプレット(旧名レシピ)と呼ぶが、上の例はあくまで「部屋の明かりをオフにするためのアプレット」にすぎないので、他にも用途ごとにアプレットを登録する必要がある。最小限のアプレットで済ませる場合でも、上記のアプレットと対になる、明かりをオンにするアプレットくらいは必要だろう。

 といった具合に、ボタンの数だけアプレットが必要になるため、設定の手間はそこそこ掛かるわけだが、それだけに自由度はかなり高く、応用範囲も広い。

 さらにNature RemoはGoogle Homeに続いてAmazon Echoへの対応も進みつつあるので(Amazon Echoはスキルとして提供される話もあるようだ)、今Google Homeを使っているが、将来的にはAmazon Echoに乗り換えるかも……というユーザーにもおすすめできる。

 また使い勝手も優れている。実は本稿を執筆しながら並行してスマートハブ製品を2つ試用しているのだが、Nature Remoは設定にあたってルーターのセキュリティ設定を変更しなくてはいけないなどの手間も掛からないため、原因不明のエラーでつまずくこともない。

 むしろ現時点でのNature Remoの最大の問題点は、慢性的な品薄状況にあること、と言ってもいいだろう。

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